サラ・ジーン・バーク[1] (Sarah Jean Burke、1982年9月3日 - 2012年1月19日[2])は、カナダの女子フリースタイルスキー・ハーフパイプ選手。
Winter X Gamesにて4度優勝する。
2012年1月10日、米国ユタ州のスキー場で練習中に転倒、頭蓋内出血、心肺停止で危篤状態となり、同年1月19日に死亡した。
夫は14歳のときに知り合ったフリースキーヤーロリー・ブッシュフィールド[3]。
また選手の傍らフリースタイルスキーハーフパイプのオリンピック競技の採用に尽力、2014年からソチオリンピックの競技に正式に採用された。ソチオリンピックではフラワーセレモニーの表彰台でメダリストたちが天に向かってハートマークのポーズを見せ追悼の意を表した、またパイプコース整備スタッフもハートマークで列を組んで滑走した。
試合後には金メダリストのマディー・ボーマンが「サラ・バークは私たちと共にここにいる」「スキーに全力で打ち込み、自分のやっていることを愛し、自分の人生を愛するという永久の遺産を彼女は残した」とコメントを残している[4]。
主な戦績
- 2005 World Ski Championship(Ruka) - 1位
- 2005 Winter X Games Aspen - 2位
- 2006 FIS World Cup(Apex) - 1位
- 2007 FIS World Cup(Les Contamines) - 1位
- 2007 Winter X Games Aspen - 1位
- 2008 FIS World Cup(Inawashiro) - 1位
- 2008 FIS World Cup(Valmalenco) - 2位
- 2008 Winter X Games Aspen - 1位
- 2009 Winter X Games Aspen - 1位
- 2011 Winter X Games Aspen - 1位
- 2011 FIS World Cup(La Plagne) - 1位
脚注
- ^ “Sarah Burke timeline, September 3, 1982 – January 19, 2012”. FreeSkier Magazine (January 1, 2013). February 21, 2014閲覧。
- ^ 女子ハーフパイプのサラ・バークが死去
- ^ Morrow, Adrian, Robert Macleod, and James Christie (January 19, 2012). “Sarah Burke, a fearless competitor who shaped her sport” (英語). The Globe and Mail. 2014年4月8日閲覧。
- ^ “CNN.co.jp : スキー女子HPで小野塚が銅、フィギュア女子はロシアが初の金 ソチ五輪”. CNN.co.jp (2 21, 2012). 2014年4月8日閲覧。
外部リンク