サムスン・ライトレール
サムスン・ライトレール(トルコ語: Samsun hafif raylı sistemi)は、トルコのサムスンに存在するライトレール(路面電車)路線。2010年の開通以降、サムスン都市圏自治体(Samsun Büyükşehir Belediyesi)の公共交通運営部門であるサミュラス(Samsun Proje Ulaşım İmar İnşaat Yat. San. ve Tic. A.Ş.、SAMULAŞ)によって運営されている[1][2][3]。 概要2010年10月10日に営業運転を開始した、トルコの都市・サムスン市内を走るライトレール(路面電車)。その後2016年10月10日、2019年7月5日に実施された延伸によって、2020年現在は黒海に沿って走る全長35 km、43箇所の電停を有する長距離路線となっている[1][2]。 2020年現在は1つの路線を以下の3系統に分割した運用を実施しており、運行間隔が区間によって異なる他、接続する大学の授業・試験日程などによる臨時列車が運行する場合もある。運賃は走行距離によって異なり、初乗り運賃(2 - 12電停間)は2.2トルコリラ(TL)、全区間を乗車する場合は4.0TLとなる。また、手荷物についても運賃とは別に料金の徴収が行われる[3][2]。
車両2020年現在、サムスン・ライトレールには以下の3種類の車両が在籍している。開業時から数年間はトルコ国外メーカー製の車両が導入されたが、2016年の延伸に合わせてトルコの国内メーカーであるダーマライ(Darmaray)が展開する「パノラマ」が導入された。全形式とも連接車で、車内全体が低床構造となっている超低床電車である[2][5]。
脚注注釈出典
外部リンク
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