サムシン・エルス (ジャック・ブルースのアルバム)
『サムシン・エルス』(原題:Somethin Els)は、スコットランドのミュージシャン、ジャック・ブルースが1993年に発表した、ソロ名義では10作目のスタジオ・アルバム[2]。 解説「ウィルパワー」と「シップス・イン・ザ・ナイト」は、元々は1989年発売のベスト・アルバム『Willpower』に新曲として収録された曲[3]で、いずれもエリック・クラプトンがゲスト参加している[4]。クラプトンは「ウェイティング・オン・ア・ワード」でもギターを弾いた[5]。「FM」はブルースのソロ・ピアノ演奏である[5]。 「ピーシズ・オブ・ジ・イースト」はイラン・イラク戦争、「クリミナリティ」はサッチャー政権の内務大臣ダグラス・ハードの発言[注釈 1]を取り上げた曲である[6]。 Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「ソロ・キャリアにおける最良のアルバムの一つに仕上がった」と評している[7]。2014年にイギリスのEsoteric Recordingsから発売された再発CDには、マーク・ナウシーフやミロスラフ・タディッチと共に録音したアルバム『スネイク・ミュージック』からの3曲がボーナス・トラックとして収録されている[1]。 収録曲特記なき楽曲はジャック・ブルースとピート・ブラウンの共作。9.はインストゥルメンタル。
2014年再発CDボーナス・トラック
参加ミュージシャン
脚注注釈出典
引用文献
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