サディウス・オサリヴァン
サディウス・オサリヴァン(Thaddeus O'Sullivan、1947年5月2日 - )[1]はアイルランド・ダブリン出身の英国の映画監督である。 来歴自国での紛争の日々が耐えられず渡英して、そこで映画製作を学ぶ。1974年より自らの台本による短編を監督。1978年撮影も手掛けた「On a Paving Stone Mounted」を監督。 1981年は撮影監督として、ニール・ジョーダン脚本「Travaller」を担当。以来、自作の短編、ドキュメンタリーを撮る側、自作以外の作品で撮影監督を務めた。 1990年、サスキア・リーヴス、キアラン・ハインズ共演『12月の花嫁』で長編監督デビューし、モントリオール映画祭コンペ外上映ながら絶賛され、FIPRESCI賞を受賞。その後、ヨーロッパ映画賞の審査員特別賞に選出されるなど数々の栄誉を得る。日本ではブリティッシュ・カウンシルで無字幕上映後、NHK-BSで字幕付で放映された。 1995年は、北アイルランド紛争の悲劇を描いた長編第2作『ナッシング・パーソナル』を完成させる。1996年2月に草月ホールで行われた「第1回アイルランドフィルムフェスティバル」で同作が上映されるためゲストとして来日し、サディアス・オサリヴァンと正しく紹介された。 しかし、2000年の『私が愛したギャングスター』公開時にサディウス・オサリヴァンとして誤記し、これによりその後サディウスとして放映、公開されることになった。 近年はイギリスやアイルランドのテレビシリーズを監督している。 主な監督作品
脚注
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