サクロ・クオーレ・カトリック大学
聖心カトリック大学(伊: Università Cattolica del Sacro Cuore, UCSC)(サクロ・クオーレ・カトリック大学)は、イタリア・ロンバルディア州ミラノにメインキャンパスを置く総合大学。1921年に内科医であるアゴスティーノ・ジェメッリにより創立されたヨーロッパ最大の私立大学であり、世界で最も大きなカトリック大学でもある。ローマ、ブレシア、ピアチェンツァ、クレモナおよびカンポバッソにもキャンパスを持つ。 評価世界学術ランキング2017年QS世界科目別ランキングによると、サクロ・クオーレ・カトリック大学は10科目において世界上位200位以内に位置づけられる。法学は51 - 100位、医学は101 - 150位、経済学は151位 - 200位、経営学は201位 - 250位といった具合である[1]。 就職2017年QS世界大学雇用ランキングによると、世界上位100位以内の81位から90位に位置づけられる[2]。 主な関係者
ジェメッリ総合病院カトリック大学の創立者である内科医アゴスティーノ・ジェメッリにちなんだ大学付属病院である。首都ローマにある高度先進医療施設であり、イタリアでは最もよく知られる病院の一つである。病床数は1558床であり、ローマでは最大、イタリア国内で2番目の規模を誇る。ローマ教皇御用達の病院であり、マザー・テレサ、スティーヴン・ホーキングなどの著名人が過去に入院したことでも有名である。2023年度のニューズウィーク世界の病院ランキングではイタリア国内で1位、世界では38位に位置付けられている[3]。またジェメッリ総合病院は2021年に国際的な医療機能評価JCIの認証を取得した。 脚注外部リンク |