ゴルノ=アルタイスク

ゴルノ=アルタイスク
Горно-Алтайск
Улалу
Таулы Алтай
ゴルノ=アルタイスクの風景
ゴルノ=アルタイスクの風景
ゴルノ=アルタイスクの市章
市章
位置
ロシア内のアルタイ共和国の位置の位置図
ロシア内のアルタイ共和国の位置
座標 : 北緯51度57分 東経85度57分 / 北緯51.950度 東経85.950度 / 51.950; 85.950
歴史
発見 1830年
旧名  ウララ
行政
ロシアの旗 ロシア
 連邦管区 シベリア連邦管区
 行政区画 アルタイ共和国の旗 アルタイ共和国
 市 ゴルノ=アルタイスク
市長 ヴィクトール・オブロギン
地理
面積  
  市域 96 km2
標高 290 m
人口
人口 (2021年現在)
  市域 65,342人
  備考 [1]
その他
等時帯 クラスノヤルスク時間 (UTC+7)
郵便番号 649000–649007
市外局番 +7 38822
ナンバープレート 04
公式ウェブサイト : http://www.gornoaltaysk.ru/

ゴルノ=アルタイスク (ロシア語: Горно-Алтайск南アルタイ語: Улалуカザフ語: Таулы Алтай)は、ロシア連邦アルタイ共和国の首都。人口は6万5342人(2021年)。モスクワの3,641 km東に位置する。

歴史

1824年に最初のロシア人入植者がビイスクからここへ入植し、ウララ(南アルタイ語: Улалу)という集落を建設した。

1830年に谷にたどり着いたロシア正教の宣教師は、当時、原住民19家族とロシア人3家族で構成されていたこの集落を偶然見つけた。

翌年、ウララはアルタイで最初のロシア正教の布教所の設置場所として選ばれ、ロシア人入植者(ビイスクの商人など)がこの村へ移住し始めた。

1922年にオイロート自治州がつくられたとき、ウララはその首都となった。1928年2月27日に村が町になり、1932年に名前がオイラト=トゥーラに変更された。しかしながら、1948年に当局は、ついにこの地の原住民が実際には自らのことをオイラトと呼ばないことを知り、自治体の名前はゴルノ・アルタイ自治州(すなわち山地アルタイ自治州)に変更され、それが首都の名前となった。

地理

このアルタイ共和国唯一の町は、アルタイ山脈の北西部に位置し、ベルーハ山の北約250km、カトゥニ川に注ぐウラルーシカ川ロシア語版マイマ川ロシア語版の合流地点にある、標高207~305mの山々に囲まれた盆地である。

ゴルノ=アルタイスクには、近代産業が散在し、ゴルノ=アルタイスク空港、劇場、大学そして地方博物館がある。

ここからモスクワまでは3691kmあり、最寄り駅である西シベリア鉄道ビイスク駅ロシア語版までは96kmある。

人口推移

  • 2002年:53,358人
  • 2010年:56,933人
  • 2021年:65,342人

気候

ゴルノ=アルタイスク (1983-2010)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 °C°F −11.1
(12)
−8.8
(16.2)
−3.5
(25.7)
5.3
(41.5)
15.3
(59.5)
20.0
(68)
22.3
(72.1)
20.3
(68.5)
13.1
(55.6)
5.0
(41)
−4.2
(24.4)
−9.7
(14.5)
5.4
(41.7)
日平均気温 °C°F −15.4
(4.3)
−14.2
(6.4)
−9.2
(15.4)
0.4
(32.7)
9.9
(49.8)
14.4
(57.9)
16.8
(62.2)
14.7
(58.5)
8.4
(47.1)
1.0
(33.8)
−8.5
(16.7)
−13.5
(7.7)
0.5
(32.9)
平均最低気温 °C°F −19.4
(−2.9)
−18.7
(−1.7)
−14.7
(5.5)
−4.8
(23.4)
4.4
(39.9)
8.6
(47.5)
11.4
(52.5)
9.3
(48.7)
3.6
(38.5)
−2.5
(27.5)
−12.3
(9.9)
−17.3
(0.9)
−4.3
(24.3)
出典:altai-meteo”. December 2011閲覧。

脚注

  1. ^ CITY POPULATION”. 20 May 2023閲覧。

外部リンク

座標: 北緯51度57分 東経85度57分 / 北緯51.950度 東経85.950度 / 51.950; 85.950