ゴルノ=アルタイスク
ゴルノ=アルタイスク (ロシア語: Горно-Алтайск、南アルタイ語: Улалу、カザフ語: Таулы Алтай)は、ロシア連邦のアルタイ共和国の首都。人口は6万5342人(2021年)。モスクワの3,641 km東に位置する。 歴史1824年に最初のロシア人入植者がビイスクからここへ入植し、ウララ(南アルタイ語: Улалу)という集落を建設した。 1830年に谷にたどり着いたロシア正教の宣教師は、当時、原住民19家族とロシア人3家族で構成されていたこの集落を偶然見つけた。 翌年、ウララはアルタイで最初のロシア正教の布教所の設置場所として選ばれ、ロシア人入植者(ビイスクの商人など)がこの村へ移住し始めた。 1922年にオイロート自治州がつくられたとき、ウララはその首都となった。1928年2月27日に村が町になり、1932年に名前がオイラト=トゥーラに変更された。しかしながら、1948年に当局は、ついにこの地の原住民が実際には自らのことをオイラトと呼ばないことを知り、自治体の名前はゴルノ・アルタイ自治州(すなわち山地アルタイ自治州)に変更され、それが首都の名前となった。 地理このアルタイ共和国唯一の町は、アルタイ山脈の北西部に位置し、ベルーハ山の北約250km、カトゥニ川に注ぐウラルーシカ川とマイマ川の合流地点にある、標高207~305mの山々に囲まれた盆地である。 ゴルノ=アルタイスクには、近代産業が散在し、ゴルノ=アルタイスク空港、劇場、大学そして地方博物館がある。 ここからモスクワまでは3691kmあり、最寄り駅である西シベリア鉄道のビイスク駅までは96kmある。 人口推移
気候
脚注
外部リンク |