ゴウダソウ属
ゴウダソウ属[1](ゴウダソウぞく、合田草属)またはルナリア属[1](ルナリアぞく、学名:Lunaria、英語: Honesty)は、アブラナ科の属の1つ。原生地はヨーロッパと西アジアである[2]。2008年現在、ゴウダソウ属は一年生植物または二年生植物のゴウダソウ(Lunaria annua)とLunaria elongata、多年生植物のペレニアル・オネスティ(Lunaria rediviva)とバルカン半島の希少種・Lunaria telekianaの4種確認されている[3]。1984年時点では2種[2]、1997年の時点では3種確認されていた[4]。 属名のLunaria(ルナリア)は「月のような」という意味であり[5]、円形の果実[2]を月にたとえたものである[4]。 ゴウダソウ属の植物は表面に毛が生え、歯牙縁の葉で総状花序となり、白または紫の花を春から夏にかけて咲かせ、特徴的な半透明で円盤形の果実を付け、フラワーアレンジメントに多用される[3]。萼(がく)片は多肉質で、花弁の基部に長い爪がある[4]。花卉園芸で育てられ、原生地を離れ多くの温帯地域で野生化している。
脚注
参考文献
関連項目外部リンクウィキメディア・コモンズには、ゴウダソウ属に関するカテゴリがあります。 |