コンゴ民主共和国の政党

コンゴ民主共和国の政党(コンゴみんしゅきょうわこくのせいとう)では、コンゴ民主共和国(旧国名:ザイール共和国)に関する政党について説明する。

コンゴ民主共和国の政党制

1960年の独立後、コンゴ動乱を経て、1965年11月、モブツ・セセ・セコがクーデターで全権を掌握、独裁体制を確立した。

1971年には国名をザイール共和国(その後1997年に国名を元に戻す)に改め、与党革命人民運動 (MPR) による一党制に移行した。

1990年4月、民主化要求の高まりを受け議会は11月に複数政党制への憲法修正案を可決したものの、以後も権力に執着し、1995年までの30年間独裁を続けた。

モブツ政権崩壊後、内戦が勃発し2006年まで総選挙は実施されなかった。

内戦が続いた結果、中央政府の統制力は弱体化し対立する民族ごとに政党、政治勢力が分立する状態が続いている。

各政党はイデオロギーや選挙運動などの政党機能は弱く、指導者の下に忠誠を誓う組織となっている。

内務省に登録している政党は278。

主要政党

歴史的政党

  • コンゴ解放民主勢力連合 (Alliance des Forces Démocratiques pour la Liberation du CongoAlliance of Democratic Forces for the Liberation of Congo, AFDL)
  • バコンゴ同盟 (Alliance des Bakongo、ABAKO)
  • 植民地現地人協会 (Association of Indigenous Personnel of the Colony、APIC)
  • アフリカ団体センター (Center of African Grouping、CEREA)
  • 国民コンゴ進歩運動(民族コンゴ進歩運動、Movement for the National Congolese Progress、MPNC)
  • アフリカ連帯党 (African Solidarity Party、PSA)
  • 人民国家党 (People's National Party、PNP)
  • モンゴ連合 (Union of Mongo、UNIMO)