コロンビア大学国際公共政策大学院
コロンビア大学国際公共政策大学院(英: School of International and Public Affairs; SIPA) は、1946年に設立されたコロンビア大学の大学院で、米国ニューヨーク市マンハッタンの北西部にある。 同校は、国際関係や公共問題を研究する機関として、国内はもとより世界でも常にトップクラスにランクされている。[1]また、US NewsのBest Public Affairs Schools (Global Policy and Administration Programs) (2019、2020、2021、2022)のランキング[2]で第1位となっており、ハーバード大学ケネディスクール(HKS)、プリンストン大学ウッドロー・ウィルソンスクール(SPIA, 旧WWS)と並び国際公共政策分野における世界最高峰の公共政策大学院の一つ。また、各年度十名程度の日本人が在籍している。 概要コロンビア大学国際公共政策大学院の特徴は、世界が繋がる場所”Where the World Connects”が表すように、著名な学者や政策専門家からの新しいアイデアや複数の専門分野や視点にまたがることによって、理論と実践の橋渡しをし、重要なグローバル問題の解決策を進めていくことを強調しているところである。 次の学位を取得するプログラムを提供する。
SIPAの卒業生には、元国家元首、ビジネスリーダー、ジャーナリスト、外交官、議員などがいて[3]、元米国務長官のマデレーン・オルブライト氏など、政界や官界あるいは国際機関で活躍する人物を多く輩出している。また、学生約1,400人うちの約半数が100か国以上からの留学生である[4]。 70名以上の常勤の教員がおり、その多くは、ジョセフ・E・スティグリッツなど国際関係、経済学に関する世界有数の学者で構成されている。また、元大統領等が教鞭を取ることも多い。 ビジネススクールやロースクールなどといった各大学院とも連携し多様な授業を提供しており、学際的な教育・研究体制を構築している。その知名度とコネクションを生かして、定期的に世界各国の大統領や首相、政府高官を招いた講演会が開かれるなど、学外へのアウトリーチの高さでも知られる。近年は社会起業家の育成でも先進的な取組を進めており、Share The Meal創業者のマッシミリアーノ・コスタを始め数多くの社会起業家を輩出している。[5] 著名な修了生
脚注
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