コスモヴァレンチ
コスモヴァレンチ(欧字名:Cosmo Valenti、2002年6月15日 - 不明)は、日本の競走馬、繁殖牝馬[1]。主な勝ち鞍に2004年の小倉2歳ステークス。 繁殖牝馬としては、2014年のJBCスプリントなどを制したドリームバレンチノ、交流重賞2勝のウインムートを出した。 経歴競走馬時代新馬戦を5馬身差で圧勝すると、連闘で臨んだ小倉2歳ステークスでは武幸四郎を鞍上に迎え、好位からの競馬で2着ケイアイフウジンに3/4馬身の差をつけて優勝、勝ちタイムの1:08.2はレースレコードであった[2]。また、この勝利は、マイネルラヴ産駒の重賞初制覇でもあった。その後、1年3か月にも及ぶ骨折休養を挟んで臨んだ2005年の阪神牝馬ステークスで大差の10着に敗れたのち、引退となった。 繁殖牝馬時代引退後はビッグレッドファームで繁殖牝馬となった。 初仔のドリームバレンチノはJBCスプリント、東京盃、函館スプリントステークス、シルクロードステークス、兵庫ゴールドトロフィー優勝馬。2番仔マイネショコラーデは函館2歳ステークス2着。3番仔マイネルハートレーは佐賀競馬の重賞を5勝した。6番仔ウインムートは全兄ドリームバレンチノに続き兵庫ゴールドトロフィーを勝利したが、2019年8月28日に熱中症とみられる症状で立てなくなり、安楽死処分となった[3]。その4日後の小倉2歳ステークスでは、2番仔マイネショコラーデの子であるマイネルグリットが優勝し、祖母と孫での小倉2歳ステークス制覇を達成した[4]。 その後は2019年から不受胎が続き、2021年7月15日日付で転売不明となっている[5]。 競走成績以下の内容は、netkeiba.com[6]およびJBISサーチ[7]に基づく。
繁殖成績
血統表
祖母シラフジビゼンの全姉カネアザミの産駒に東京大賞典優勝馬ドルフィンボーイがいる[2]。 出典
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