コウソクストレート
コウソクストレート(欧字名:Kosoku Straight、2014年2月27日 - 2017年11月15日)は、日本の競走馬[1]。主な勝ち鞍に2017年のファルコンステークス。 概要デビュー前母メジロアリスは2歳夏に新馬戦に勝ち、新潟2歳ステークス(JpnIII)やフェアリーステークス(JpnIII)に駒を進めた馬であったが、馬格に恵まれなかった[3][4]。初仔の馬格も小柄であったことから、しっかりした馬格を持つヴィクトワールピサを配合。2014年2月27日に本馬(メジロアリス14)誕生した[4]。その後、2015年の1歳馬セレクトセールにて[5]、野﨑昭夫によって2268万円にて購買され[6]、美浦トレーニングセンターの中舘英二調教師の下に預けられた。 2歳(2016年)7月30日、新潟競馬場の新馬戦(芝1400m)に戸崎圭太とともに出走。単勝オッズ2.7倍の1番人気に推された[7]。中団のやや前よりで先行し、最後の直線に3番手で進入すると、上がり3ハロン35.6秒の末脚で逃げ馬を捉えて抜け出した[7]。後方に1馬身4分の3離して勝利、デビュー勝ちを収めた[7][8]。戸崎は「追えばもっと伸びそうな感じでした。賢くて乗りやすい。コントロールしやすい」と評価した[8]。 11月5日、京王杯2歳ステークスで重賞初挑戦[12]、単勝オッズ4.1倍の2番人気に推された[13]。スタートで出遅れて後方10番手でから進み、最後の直線で上がり3ハロン (600 m) メンバー中2位タイの末脚で追い上げたものの、3馬身前に位置するモンドキャンノ、レーヌミノルらに届かず4着に敗れた[13]。戸崎は「返し馬は問題なかったのですが、レース前にメンコを外したらテンションが上がり、スタートで遅れてしまいました」と回顧した[14]。 3歳(2017年)1月8日、シンザン記念(GIII)にクリストフ・ルメールに乗り替わり、単勝6番人気で出走した[15]。後方12番手で進行し、最後の直線に懸けたが伸びずに後退し14着に敗れた[15]。ルメールは道中で引っ掛かったこと、外枠からの発走、馬場状態、距離を敗因に挙げた[16]。 5月7日のNHKマイルカップ(GI)への出走を念頭に調整が進められたが、レース後の疲れが尾を引いて調整が遅れていることから自重し、同レースを回避[21]。7月2日のCBC賞(GIII)を次の目標とした[21]。 しかし、CBC賞に登録がなく[22]、長期離脱。そこから復帰を果たすことなく、11月15日、蹄葉炎により死亡、同日付で競走馬登録を抹消された[2]。 競走成績以下の内容は、JBISサーチ[23]およびnetkeiba.com[24]に基づく。
血統表
脚注
外部リンク
|