ゲイリー・ドゥーダン
ゲイリー・ドゥーダン(Gary Dourdan,1966年12月11日 - )はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア出身の俳優。身長は約185センチ。 プロフィールアフリカ系アメリカ人、ネイティブ・アメリカン、ユダヤ人、フランス人、スコットランド人、アイルランド人の血を引いている。母親のサンディは教師、父親のロバートはジャズ・ミュージシャンのエージェント[1][2]。5人兄弟の第4子。6歳の頃、当時23歳だった最愛の兄・ダレル(Darryl)がハイチのモーテルのバルコニーから謎の転落死を遂げるという悲劇に遭っている[2]。 地元のハイスクール卒業後は荒れた生活を送っていた時期もあったが、生活をやりくりするためにDJやドアマン、雑誌のモデルをしながらオフ・ブロードウェイで俳優としてのキャリアをスタートさせた。 1991年、ガールフレンドと訪れていたパリで、『Different World』シリーズ(テレビ番組)に出演していた女優兼ディレクターのデビー・アレンに遭遇。彼女にテープを送るなどして、同シリーズの『Shazza Zulu』の役を得た。 ドレッドヘアのアフリカ系アメリカ人という容貌からか、当初は麻薬ディーラーなど似通ったような役ばかりだったが、自分のキャリアのためにならないと感じ、そういった役のオファーを断ったために一時期仕事が減ったが、その間は音楽プロデューサーとして活動。 幼少の頃から音楽をたしなみ、現在も音楽プロデューサーとしての一面を持つ彼は、ピアノ、ギター、ベース、フルート、ドラム、サックスなどの多数の楽器でプロ級の腕前を持つ。 2000年、モハメド・アリの伝記映画『King of the World』にマルコムX役で出演。 2000年10月から始まった『CSI:科学捜査班』では、CSI内で唯一のベガス出身のウォリック・ブラウン役を演じる。 2003年にはNAACP賞を、2005年にはSAG賞を、2006年には2度目のNAACP賞を受賞している。 プライベート1992年にRoshumba Williamsと結婚し、1女1男をもうけるが1994年に離婚。長女・ナイラ(Nyla)は舞台のミュージカルに出演したこともある。 2008年4月28日 カリフォルニア州パームスプリングスにて乗用車内からヘロインやコカインなど複数の麻薬所持の現行犯で逮捕され[3]、『CSI:科学捜査班』も第8シーズンで降板することになった。 2011年6月13日 カリフォルニア州ウエストロサンゼルスにて交通事故を起こした際、エクスタシー所持で現行犯逮捕された[4]。 2011年11月6日 カリフォルニア州の自宅で元彼女ニコール・ベイル・カニッツァーへの暴行容疑で逮捕。後に司法取引に応じ5年間の執行猶予となった[5]。2012年には自己破産している[6]。 出演作品
テレビ
参照
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