ゲアハルト・グルーバー
ゲアハルト・グルーバー(Gerhard Gruber, 1951年5月6日 - )は、オーストリアの無声映画伴奏者、ピアニストである。 人物・来歴1951年5月6日、オーストリアのオーバーエスターライヒ州ローアバッハ郡アイゲン・イム・ミュールクライスに生まれる。 1971年から1974年までグラーツ国立音楽大学でジャズを専攻する。同学卒業後の1974年から1987年までピアノ教師を務め、またさまざまなジャズバンドで演奏する。その一方で、1983年からは、ウィーンのヨーゼフシュタット劇場、ウィーン・フォルクス劇場、テアター・グルッペ80、ウィーン青年劇場といった劇場の演劇音楽の作曲家となり、1988年に無声映画伴奏者となる。以来、400作を超えるサイレント映画の伴奏を務め、ハンス・カール・ブレスラワー監督の Die Stadt ohne Juden (1924年)、グスタフ・ウツィツキ監督の Café Elektric (1927年)、あるいは、Der Wiener Prater im Film といった作品の音楽を手がけた。 2006年には、ネストイ劇場の How much, Schatzi? を手がけ、2008年に舞台芸術大賞を受賞した。 フィルモグラフィ伴奏のレパートリーとしてのサイレント映画の一覧である。
外部リンク |