ケニアショッピングモール襲撃事件
ケニアショッピングモール襲撃事件(ケニアショッピングモールしゅうげきじけん)は、2013年にケニアの首都ナイロビの高級ショッピングモールが武装集団によって襲撃されたテロ事件である[3]。 事件概要2013年9月21日正午(現地時間)頃[4]、ケニアのナイロビにある大型の商業施設「ウェストゲート」に武装グループが侵入した。武装グループは店内で銃を乱射し、手榴弾を爆発させたと見られる。 23日午前、治安部隊が施設へ突入急襲し、人質のほぼ全員を救出した。24日夜、ウフル・ケニヤッタ大統領はテレビ演説で事件の終結を宣言した。 この事件で、民間人61人と兵士6人が死亡、240余人の死傷者が出た。 襲撃グループ当初は、10-15人と推測された襲撃グループであったが、後に店内の防犯ビデオを検証した結果4-6人(全員死亡)であることが判明している。 また、事件の最中に指摘されたテロリスト、「白い未亡人」の参加は、ナイロビの警察当局に否定されている[5]。 この事件についてソマリアに拠点を置くイスラーム勢力アル・シャバブが犯行声明を出したほか、後に同組織の最高指導者アハマド・アブディ・ゴダネが事件に関与したことを語っている[6]。 脚注
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