グレイテストナインシリーズは、1995年から2002年にかけてセガからセガサターン用ソフトおよびゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売された野球ゲームのシリーズ。通称は「グレイテストナイン」。俗にリアル系野球ゲームといわれる部類である。
概要
発売の年表1995 | 完全中継プロ野球グレイテストナイン |
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1996 | グレイテストナイン'96 |
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1997 | プロ野球 グレイテストナイン'97 プロ野球 グレイテストナイン'97 メークミラクル |
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1998 | プロ野球 グレイテストナイン'98 プロ野球 グレイテストナイン'98 サマーアクション |
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1999 |
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2000 |
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2001 |
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2002 | グレイテストナイン |
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セガサターンの代表的野球ゲームとしてシリーズ化されたが、ドリームキャストでは「プロ野球チームをつくろう!」の関連ソフトとして2頭身キャラクターによる野球ゲーム『プロ野球チームであそぼう!』シリーズが発売されるようになったことで、1998年を最後にしばらく新作発売が途絶えていた。
しかし、2002年にゲームボーイアドバンス(GBA)で復活。携帯ゲーム機では非常に珍しいリアル系野球ゲームとして健闘を見せた。この、ゲームボーイアドバンス版は「プロ野球チームをつくろう!」シリーズを製作しているスマイルビット(2004年7月1日付けで、セガ本社に吸収)が開発を手がけている。
シリーズの特徴として、チームエディットが出来ることと、雨天での試合及びそれによるコールドゲームがあることが挙げられる(GBA版は共に不採用)。なお、版権の関係で、球場内の広告などは全て独自のものに差し替えられている。
セガオリジナルチームが存在し、セガキャラクターや関連人物の名前が多数使われていた。
作品リスト
セガサターン
- 完全中継プロ野球グレイテストナイン - 1995年
- オープン戦・ペナントレース・トーナメント・オールスター戦・ホームラン競争・データベース・チームエディット・オプションのモードがあった。
- グレイテストナイン'96 - 1996年
- ウグイス嬢導入。
- 実在の球場でプレイ可能になった。
- プロ野球グレイテストナイン'97 - 1997年
- プレイ画面の一新、本作からプレイヤーキャラが取り込み画像のアニメーションからモデリングによるフルポリゴンになる。
- データベース・トーナメント・オールスター戦・OPムービー・リプレイを廃止して大幅に整理された。ただしオールスターチームはオープン戦で選択可能。
- オリジナルチームの名称が「ナイツ」と「ダイナマイツ」に変更。
- 開業したばかりのナゴヤドームと大阪ドームが使えるが、当時大阪ドームのフェンスの色が水色だったのに対し、本シリーズでは濃い青になっていた。
- プロ野球グレイテストナイン'97 メークミラクル - 1997年
- 初の同一年によるマイナーチェンジ版。音声の大幅な修正・追加が施された。
- 同年に実際に起こった出来事に沿って進む「1997ペナント」が追加された。また、プレイ中の視点変更も可能になった。
- 「ナイツ」「ダイナマイツ」のメンバーが各球団OBとの混合編成になった。
- プロ野球グレイテストナイン'98 - 1998年
- 「1997ペナント」を削除した上で、「なりきりモード」追加。
- プロ野球グレイテストナイン'98 サマーアクション - 1998年
- モードやシステムの変更などはなく、その時点の選手データの修正に留まる。
ゲームボーイアドバンス
声の出演
実況
ウグイスDJ
関連項目
- 野茂英雄ワールドシリーズ ベースボール(1作目と同年に発売された、同作品のメジャーリーグバージョン)
- ファイナルアーチ(ST-V基板で発売されたプロ野球ゲーム。キャラクターはフルポリゴン、データは1995年度の物)
- ダイナマイトベースボール(1996年から99年まで稼動していたアーケードの野球ゲーム。98年からはNAOMI基板)