クール・ストラッティン
『クール・ストラッティン』(Cool Struttin')は、ジャズ・ピアニスト、ソニー・クラークの1958年のアルバム。『ニューヨーク・タイムス』紙は「いつまでも残るハードバップのクラシック (enduring hard-bop classic) と評したこのアルバムでは[4]、アルト・サクソフォーン奏者のジャッキー・マクリーン、トランペット奏者のアート・ファーマー、そしてマイルス・デイヴィス・クインテットからの二人、ドラマーのフィリー・ジョー・ジョーンズとベーシストのポール・チェンバースがフィーチャーされている。The Stereo Times によると、このアルバムは「ハードコアなジャズ愛好家たちの間ではカルト的といって良いほどの位置づけ (a nearly cult status among hardcore jazz followers)」を得ているとしており[5]、オールミュージックも、「その魂への訴えかけだけで (for its soul appeal alone)」そのように扱われるのに十分だと述べている[6]。 オリジナル盤は、1958年にブルーノート・レコードからLPとして出され、その後はCDで何度となくリイシューされており、その際にはボーナス・トラックが2曲追加されている。1991年、ブルーノートは、クリスマスをテーマにしたCD『Yule Struttin'』を出したが、そのカバーは、このアルバムのジャケットのデザインを踏まえたものとなっていた。 トラックリスト
パーソネル
制作
アルバム・カバーアルバム・カバーのデザインは、リード・マイルスによるもので、フランシス・ウルフが、アルフレッド・ライオンの妻ルース (Ruth) を撮影したオリジナル写真が用いられている[8]。 脚注
|