クロアカコウモリ
クロアカコウモリ(Myotis formosus)は、コウモリ目(翼手目)・ヒナコウモリ科・ホオヒゲコウモリ属に分類されるコウモリの一種。 分布アフガニスタン東部から中国西部にかけての地域、朝鮮半島、台湾、フィリピン、ジャワ島、バリ島、日本(対馬)に分布する[1]。 特徴前腕長45-50mm、頭胴長45-70mm、尾長43-52mm[1]。体毛や飛膜、耳介などは橙色を帯びており、体色は派手である[1]。 韓国では洞窟に、台湾では家屋に集団で集まり、ねぐらとしていることが確認されているが、日本での昼間のねぐらについては不明[2][3]。出産は6-7月頃と考えられている[3]。 対馬における記録は非常に少なく、迷い込んできた個体の可能性もある[1]。1968年以降、本種に関する対馬での情報はなかったが、2006年9月に4個体が確認された[3]。2023年7月にも確認、撮影された[4]。日本における化石記録はない[3]。 「ヒマラヤコウモリ」や「ツシマホオヒゲコウモリ」という和名で呼ばれたこともある[5]。 関連項目参考文献
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