クリス・ニコル
クリストファー・ジョン"クリス"ニコル(Christopher John "Chris" Nicholl, 1946年10月12日 - 2024年2月24日)は、イングランド出身の元北アイルランド代表サッカー選手、指導者。 来歴クラブバーンリーでキャリアをスタートさせ、アストン・ヴィラでは1974年から1976年までキャプテンを務めた。1977年のフットボールリーグカップ決勝では2回に及ぶ再試合でチームを統率し、2回目の再試合では40ヤードの距離から決勝点を決めた。1976年のレスター・シティ戦では2ゴール2オウンゴールを記録してこの試合の全得点に関わる珍しい記録を作った(試合は2-2で引き分け)。1977年6月、サウサンプトンに移籍し、228試合に出場した。1983年8月グリムズビー・タウンに移籍し、翌年現役引退。 代表北アイルランド代表では51キャップを記録し、1982 FIFAワールドカップに出場した。 指導者1985年8月、サウサンプトンの監督に就任。アラン・シアラーやマット・ル・ティシエなどを揃えながら慎重な采配の為、指揮した6シーズンで最高順位は1989-90シーズンの7位であった。翌シーズン、チームが14位で終えると1991年5月に解雇された。 1994年、ウォルソール監督に就任すると、ディヴィジョン3で準優勝し昇格を果たした。その後2シーズンはリーグ上位に入る成績を収めていたが、家庭の事情を理由に1997年5月に監督を辞任。 1998年から2000年は北アイルランド代表で助監督を務めた。 後はかつてのアストン・ヴィラのスター選手で結成したアストン・ヴィラ・オールドスターズの監督を務めていた。 晩年は慢性外傷性脳症と闘病していた。2024年2月24日の夜に死去。77歳没[2]。 代表歴
ゴール
脚注
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