クリス・コルバート
クリス・コルバート(Chris Colbert、1996年9月27日 - )は、アメリカ合衆国のプロボクサー。ニューヨークブルックリン区出身。元WBA世界スーパーフェザー級暫定王者。 来歴アマチュア時代2014年1月、全米ユース選手権にフライ級(52kg)で出場し、準々決勝でブランドン・フィゲロアに敗退した[1]。同年5月、ナショナル・ゴールデン・グローブにフライ級(52kg)で出場し、準決勝で敗退した[2]。 2015年1月、全米選手権にバンタム級(56kg)で出場し、優勝した[3]。 プロ時代2015年5月29日、ニューヨークのバークレイズ・センターでプロデビュー戦を行い、2回1分31秒TKO勝ちを収めた[4]。 2019年9月21日、カリフォルニア州ベーカーズフィールドのメチェニクス・バンク・シアター・アンド・コンベンション・センターでミゲール・ベルトラン・ジュニアとNABA北米ライト級王座決定戦を行い、初回2分57秒KO勝ちを収めた[5]。 2020年1月18日、フィラデルフィアのリアコウラス・センターで元WBA世界スーパーフェザー級暫定王者でWBA世界スーパーフェザー級10位のジェスレル・コラレスとWBA世界スーパーフェザー級暫定王座決定戦を行い、12回3-0(116-111、2者が117-110)の判定勝ちで王座を獲得した[6][7]。 2020年12月12日、モヒガン・サン・アリーナでWBA世界スーパーフェザー級2位ハイメ・アーボレダと対戦し、11回1分37秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した[8]。 2021年7月3日、カリフォルニア州のディグニティ・ヘルス・スポーツ・パーク・テニスコートでWBA世界フェザー級4位のツグスソグ・ニヤンバヤルと対戦し、12回3-0(118-110×2、117-111)の判定勝ちで2度目の防衛に成功した[9]。この試合でコルバートは15万ドル(1660万円)、ニヤンバヤルは7万5千ドル(830万円)のファイトマネーを稼いだ[10]。 2021年8月25日、WBAは暫定王座を廃止すると共に指名挑戦権を付与する措置を行った[11]。 2022年2月26日、ラスベガスのコスモポリタンでエクトール・ルイス・ガルシアとノンタイトル12回戦で対戦。試合前のオッズでは1.04倍対9倍でコルバートの圧倒的有利と目されていたが、7回にダウンを奪われるなど圧倒され、大番狂わせとなる0-3の判定負けを喫した。当初はWBA世界スーパーフェザー級王者ロジャー・グティエレスと対戦予定だったが、試合の約2週間前にグティエレスが新型コロナウイルスに感染して試合欠場が決まりガルシアが代役として抜擢されていた[12]。 2023年12月17日、ミネソタ州ミネアポリスのミネアポリス・アーモリーで行われたチャンピオンシップ・ボクシング最終回興行のデビッド・モレル 対 セナ・アグベコ戦の前座でWBA世界スーパーフェザー級9位のホセ・バレンズエラとWBA世界ライト級挑戦者決定戦を行い、6回1分46秒KO負けを喫しジャーボンテイ・デービスとの挑戦権獲得に失敗した[13]。 戦績
獲得タイトル脚注
関連項目外部リンク
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