クリスティーナ・オーバークフォル
クリスティーナ・オーバークフォル(Christina Obergföll、1981年8月22日 - )は、ドイツの陸上競技選手。2008年北京オリンピックの銀メダリストである。バーデン=ヴュルテンベルク州フライブルク県オルテナウ郡ラール出身。 経歴オーバークフォルは、ジュニアの時代からやり投の選手として活躍。2000年から2002年にかけて3年連続ドイツのジュニアチャンピオンに輝いている。また、2000年の世界ジュニア選手権では8位という成績を残している。2004年アテネオリンピックでは、予選で15位となり決勝進出を逃している。 国際大会で目立った活躍がなかったが、オリンピックの翌年の2005年、オーバークフォルはヘルシンキの世界選手権において、70m03のヨーロッパ新記録で銀メダルを獲得。この大会も優勝したキューバのオスレイディス・メネンデスに次いで2人目の70mスローワーとなった。 2007年6月には、70m20の自己ベスト(ヨーロッパ新記録)を更新、同年のドイツ選手権で初めてドイツチャンピオンに輝くと、同年夏の大阪の世界選手権では、66m46で2大会連続の銀メダルを獲得した。 2008年は、7月にドイツ選手権を2連覇。北京オリンピックに出場し、66m13で、チェコのバルボラ・シュポタコバ、ロシアのマリア・アバクモワに次いで3位となり銅メダルを獲得したが、2016年にマリア・アバクモワのドーピング違反が発覚し繰り上がりで銀メダル獲得となった[1]。なお、この試合、アバクモアは4投目に70m78、シュポタコバは6投目に71m42を記録し、ともにオーバークフォルの持っていたヨーロッパ記録を更新した。2013年世界陸上競技選手権大会では、念願の初優勝を果たし、シルバーコレクターの異名を返上した[2]。 自己ベスト
主な実績
脚注
参考文献外部リンク
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