クリスタベル・コッカレル作「赤ん坊をあやす女性」
クリスタベル・アニー・コックレル (Christabel Annie Cockerell、1864年 10月21日 [ 1] - 1951年 3月18日 [ 2] [ 3] )は、イギリスの画家である。子供の肖像画などを描いた。彫刻家のジョージ・フランプトンと結婚し、フランプトンがナイトに叙された後はレディー・フランプトンと呼ばれた。Cockerellの日本での音訳はコッカレルともされる。
略歴
ロンドン で生まれた。1882年からロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ の美術学校で絵画を学び[ 4] 、美術学校で、彫刻家のジョージ·フランプトン(George Frampton: 1860-1928)と知り合い、2人は1893年4月になって結婚した。
1885年から1910年まで、毎年ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツの展覧会に出展し[ 5] 、結婚後もコッカレルの姓のままで出展を続けた。1897年にはヴェネツィア・ビエンナーレ に参加し、1900年のパリ万国博覧会 の展覧会に出展した。1905年にイギリスで出版されたウォルター・ショー・スパローの「Women Painters of the World 」にクリスタベル・コッカレルの作品は収録された。
夫のジョージ・フランプトンは1908年にナイトに叙せられ、1910年に夫が設計したロンドンのセントジョンズウッド(St John's Wood)の新しい邸に移り、それぞれが自分のスタジオを持った[ 5] 。
1928年に夫が亡くなった後、1930年に夫のゆかりの美術館に夫の作品を寄贈した[ 6]
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参考文献
^ “Christabel Annie Cockerell in the England, Select Births and Christenings, 1538-1975 ”. Ancestry.com (21 October 1864). 19 December 2018 閲覧。
^ “England & Wales, National Probate Calendar (Index of Wills and Administrations), 1858-1966, 1973-1995 for Christabel Annie Frampton ”. Ancestry.com (18 March 1951). 19 December 2018 閲覧。
^ Borenius, Tancred (2004). Jezzard, Andrew (ed.). Frampton, Sir George James (1860–1928). Oxford University Press. doi:10.1093/ref:odnb/33242. Retrieved 10 June 2012.
^ Kenneth McConkey; Anna Gruetzner Robins (20 March 1995). Impressionism in Britain . Yale University Press. pp. 111–. ISBN 978-0-300-06334-9 . https://books.google.com/books?id=pA57l4r29OkC&pg=PA111 10 June 2012 閲覧。
^ a b Meredith Frampton. University of Glasgow History of Art and HATII, online database. 2011.
^ “Bronzes for an Art Gallery – Lady Frampton's Gift to Camberwell” . The Times (London, England) (45403): 14. (6 January 1930). http://find.galegroup.com/ttda/infomark.do?&source=gale&prodId=TTDA&userGroupName=hamlib&tabID=T003&docPage=article&searchType=BasicSearchForm&docId=CS236921382&type=multipage&contentSet=LTO&version=1.0 10 June 2012 閲覧。 .