クサンティッペ[1] (156 Xanthippe) は小惑星帯に位置する小惑星。古在由秀はかなり小規模な小惑星族を代表する小惑星としている[2]。
1875年11月25日、オーストリア領ポーラ(現:クロアチア領プーラ)で天文学者のヨハン・パリサが発見した。ギリシアの哲学者ソクラテスの妻、クサンティッペから命名された[3]。固有名の命名者は、発見者の妻アマリア・パリサである[4]。
2004年10月31日に福島県で11.7等の恒星 TYC 6254-01112-1(いて座)との掩蔽が観測された。せんだい宇宙館によって、この観測からクサンティッペの弦が算出され、それから直径が推定された[5]。
脚注
- ^ “全世界の観測成果 ver.2” (Excel). 薩摩川内市せんだい宇宙館 (2018年3月3日). 2019年3月11日閲覧。
- ^ Kozai, Y., "Listing of Family: Kozai 33" Asteroid Database - Lunar and Planetary Lab: University of Arizona.
- ^ Herget P., The Names of the Minor Planets, 1968, p.20.
- ^ Schmadel, L. D., (ed.), Dictionary of Minor Planet Names (5th ed.), Springer, 2003, p.29.
- ^ 早水 勉 「2004.10.31 小惑星クサンティペによる掩蔽の観測成果」薩摩川内市 せんだい宇宙館。
関連項目
外部リンク