ギャレット・リーズマン
ギャレット・リーズマン(Garrett Erin Reisman、1968年2月10日 - )は、ニュージャージー州モリスタウン出身のアメリカ合衆国の技術者、アメリカ航空宇宙局の宇宙飛行士である。 第15次長期滞在ではバックアップを務め、第17次長期滞在の乗組員になる前に第16次長期滞在でも短期間、国際宇宙ステーションに滞在した。2008年6月14日にSTS-124で地球に帰還した。2010年5月にもアトランティスに搭乗することになっている。 初期の人生リーズマンは1986年にパーサイパニー高校を卒業し[1]、1990にペンシルベニア大学で技術経営を学び卒業した[2]。また、1992年と1997年にカリフォルニア工科大学で修士号、博士号を取得した[3]。 キャリアリーズマンはSTS-123でミッションスペシャリストとして2008年3月11日に打ち上げられると、ISSとのドッキング後は第16次長期滞在と第17期長期滞在のフライトエンジニアとしてISSに滞在した。ミッションが終わると、2008年6月14日にSTS-124で地球へ帰還した[4]。ISSの滞在中には2度のスペースシャトルを迎えたほか、特殊目的ロボットアームやきぼうの加圧室の設置を行った[5]。 リーズマンはISSに滞在した初のユダヤ教徒である[6]。2008年5月のイスラエル独立60周年記念日には、宇宙からイスラエルの国民にメッセージを送った[7]。高画質の'A day in the life of a space station crew member'のビデオを鑑賞し、空だったきぼうで人は無重力空間で「泳ぐ」ことができないことを実証してみせた[8]。 リーズマンは、2010年にISSを訪れるSTS-132の乗組員にも選ばれている。 現代文化テレビ番組『コルベア・レポー』の自称メンバーとして、リーズマンは2008年5月8日にリスト・ストロング・ブレスレットを付けて宇宙からインタビューに答えた[3][9]。2008年7月24日、リーズマンは地球への帰還後にゲストとして再び出演し、スティーヴン・コルベアに彼が宇宙で身に付けていたリスト・ストロング・ブレスレットを紹介した[10]。 リーズマンはテレビドラマ『GALACTICA/ギャラクティカ』の最終回に海軍大佐役でカメオ出演した[11]。Space.comは「誰かが海軍大佐を投げ飛ばし、そして彼は死んだ」と報じたが、2009年3月20日に放送された最終版では、そのシーンはカットされていた[11]。一方、ロナルド・ムーアは最終回についてのポッドキャストで、ラプターが核ペイロードで武装するシーンの背景に映っている人々の中にリーズマンが映っていることを認めている。 出典
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