キンツィヒ川
キンツィヒ川(キンツィヒがわ、Kinzig)は、ドイツ連邦共和国ヘッセン州マイン=キンツィヒ郡を貫いて流れるマイン川右岸の支流である。文献上、815年に “Chinzicha”として初めて言及されている。 流路水源は、ジンタール=シュテルプフリッツ近郊の海抜約400mの場所にある。キンツィヒ川は、水源から北西に向かって流れ、シュリュヒテルンまでの間、ヘッセン・レーン自然公園とヘッセン・シュペッサルト自然公園との境界をなす。シュリュヒテルンの西で、キンツィヒ川は南西に方向を変え、北のフォーゲルスベルク山地と南のシュペッサルト山地の境界線となる。下流部はカヌー愛好家たちに愛用されている。ハーナウのわずかに上流側にブーラウと呼ばれる森林地域がある。この森林地域は、かつて米軍の演習林となっていた場所で、現在も自然の状態を多く遺している。春には、ラムソンが花を付ける広大な湿原となる。川は、水源から82km、ハーナウ付近の海抜約100mの地点でマイン川に合流する。 支流
流域の都市
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