キングサウード大学
キングサウード大学[2]あるいはサウード国王大学(英語: King Saud University、略称:KSU、アラビア語: جامعة الملك سعود)は、サウジアラビア・リヤドにある公立大学(王立大学)。 1932年に即位した初代サウジアラビア国王・アブドゥルアズィーズ・イブン・サウード(アブドゥルアズィーズ1世)はサウジアラビアの現代化のため、教育システムの基礎を築いた。1953年にサウード国王が亡くなった後、息子であるサウード・ビン・アブドゥルアズィーズ(サウードⅠ世)によってその遺志が引き継がれ教育省を設置、1957年に教育大臣のファハド・ビン=アブドゥルアズィーズ(アブドゥルアズィーズ1世の息子、後に第5代国王)が主導してサウジアラビア初の大学(高等教育施設)としてリヤド大学を設立。1982年に現在の大学名に改名された[3]。 現在、4万人の学生で構成されており、このうち7%が国外からの留学生である.[4]。大学は自然科学、社会科学、人文科学、専門研究の学部課程で構成されており、多くの課程で授業料が無料である[5]。授業は英語及びアラビア語で行われている。 キャンパス現在のキャンパスの建物はアメリカの建築事務所であるヘルムース・オバタ・カッサバウム (HOK) が手がけたもので、1980年代に整備された[6]。 関連項目出典
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