キャリー・ホープ・フレッチャーキャリー・ホープ・フレッチャー(Carrie Hope Fletcher、1992年10月22日 - )はイギリスの女優、シンガーソングライター、小説家、インフルエンサー、YouTuber。 幼少期よりテレビや、ウェストエンドミュージカルに子役として出演し、2011年より自身のYouTubeチャンネルを開設した[1]。主な内容は音楽活動に関する情報とブログである[2]。2020年6月時点でチャンネル登録者数65万人に達している。 ウェストエンドにおいて、ミュージカル「レ・ミゼラブル」に2016年2月13日まで、エポニーヌ役で出演し、 2019年12月18日よりファンティーヌに役変わり[3][4]。2015年に処女作のエッセイ「All I Know Now: Wonderings and Reflections on Growing Up Gracefully」を出版。同作は英国内でナンバーワンベストセラーになり、7週連続売り上げTOP10入りを果たした[5]。2016年、自身初の小説「On the Other Side」を上梓。翌年に第二作「All That She Can See」を執筆。2020年には自身初の児童書「Into The Spotlight」を出版。 キャリア形成幼少期から子役時代1992年にロンドン北西部のハーロウ区に生まれそこで育った[6]。兄のトム・フレッチャーは、世界的なポップ・ロックバンド「マクフライ」でリードボーカルを勤めている。 5歳の時にイギリスの公共テレビ局「チャンネル4」にてケルシー・グラマーと共演し、子役デビュー。 舞台女優として2001年、9歳の時、ウェストエンドにおいて、ミュージカル「レ・ミゼラブル」でリトルエポニーヌ役で初舞台を踏む。翌年には、同名映画のミュージカル「チキ・チキ・バン・バン」にてジェマイマ役のオリジナルキャストを演じた。2004年にはミュージカル「メリー・ポピンズ」にジェーン・バンクスとして出演している。2013年6月よりクイーンズ・シアターにてミュージカル「レ・ミゼラブル」でエポニーヌ役で出演。リトルエポニーヌ演じた子役が成長し、同役で作品に帰ってくるのは極めて珍しく、世界的に見ても彼女唯1人である[7][8]。 2014年11月より、ミュージカル「宇宙戦争」に出演、ジェイソン・ドノヴァン、ブライアン・マックファーデン、シェイン・ワードらと共演した[9][10]。 2015年10月8日、ミュージカル「レ・ミゼラブル」30周年ガラコンサートで同作品に帰還。よく2016年には、ミュージカル「チキ・チキ・バン・バン」にルーリー・スクランプシャス役で出演。その後、ミュージカル「レ・ミゼラブル」ドバイ公演においてエポニーヌを演じたのち、ミュージカル「クリスマスキャロル」にエミリー役として出演。 2017年、ミュージカル「アダムス・ファミリー」の英国ツアー公演に、ウェンズデー・アダムス役で出演[11][12]。同年12月には、ミュージカル「クリスマサウルス」に出演[13]。 2018年、ミュージカル「宇宙戦争」40周年記念公演にベス役で出演[14]。その後、12月までミュージカル「ヘザース/ベロニカの熱い日」に出演。 2019年、ミュージカル「レ・ミゼラブル」にファンティーヌ役で、約4カ月間出演。更に、ミュージカル「レ・ミゼラブル」ステージコンサートでも同役を演じた。その後は、ソンドハイム劇場で新しいプロダクションに加わり、2020年6月までファンティーヌで出演を予定していたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響により、3月に閉幕[4]。同年12月に、再びソンドハイム劇場において、ミュージカル「レ・ミゼラブル」ステージコンサートで舞台復帰を果たした。 2020年に、『ヴォイス・オブ・ウエストエンド2020』で初来日の予定であったが、新型コロナウィルス感染拡大の影響により、中止となった[15]。 2021年6月には世界的作曲家アンドリュー・ロイド・ウェバーの最新ミュージカル「シンデレラ」にタイトルロールとして出演[16]。 ディスコグラフィー
脚注
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