キヌヒカリ
品種特性1988年に水稲農林290号「キヌヒカリ」として命名登録され、翌1989年に種苗法による品種登録をされた(登録番号第2037号)。農研機構(旧農林水産省北陸農業試験場)で育成。交配組合せは(収2800/北陸100号)/北陸96号[1]。 コシヒカリと比較すると、草丈が短く、耐倒伏性が強い。食味もコシヒカリと同程度である。一方、縞葉枯病に弱く、穂発芽性もやや劣る[2]。関東地方で栽培する目的で採用された品種であるが、2005年の時点では主な生産地は近畿地方である。作付面積の多い県は兵庫県・滋賀県・埼玉県。作付面積(日本全国)では、1995年(平成7年)に作付面積5万haを越えた後、2000年の56,186haをピークに減少傾向にあり、2016年時点では34,992haで全国第7位である[3]。 2019年の大嘗祭では、神饌として京都府南丹市の主基田からキヌヒカリの精米180kgと玄米7.5kgが納められた[4]。 脚注
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