キイトトンボ
キイトトンボ(Ceriagrion melanurum)は、蜻蛉目(トンボ目)・イトトンボ科の昆虫である。和名の由来は、体色より[2]。 形態成虫オスは全長31 - 44mm、腹長23 - 34mm、後翅長15 - 24mm[3]、メスは全長33 - 48mm、腹長25 - 38mm、後翅長16 - 26mmであり[3]、イトトンボとしては中型である[2]。 胸部は未成熟で淡褐色、成熟すると明るい黄緑色である[2]。腹部はオスではあざやかな黄色[2]、メスでは個体によって緑味のある黄褐色あるいは緑色となるが、成熟との関係は調査が待たれる[2]。翅は無色透明[2]、複眼は黄緑色[3]、脚は黄色[2]。 幼虫体長11 - 15mm[2]。 生態平地や低山地の池沼や湿地、湿原に生息する[2][3]。成虫はハエから小型のトンボ(同種を含む)まで捕食する[3]。 分布脚注
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