ガイズ&ドールズ (宝塚歌劇)

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ガイズ&ドールズ』は、宝塚歌劇団ミュージカル作品。同名のミュージカルの宝塚版。

原作はデイモン・ラニヨン[1][2][3][4][5]、音楽・作詞はフランク・レッサー[1][2][3][4][5]、脚本はジョー・スワーリング[1][2][3][4][5]エイブ・バローズ[1][2][3][4][5]、脚色・演出は酒井澄夫[1][2][3][4][5]

概要

1984年11月から12月に宝塚歌劇70周年の記念公演として初演した。当時、絶大な人気を誇っていた大地真央が熱心に働きかけ、その当たり役として知られる。2002年に月組(主演:紫吹淳)、2015年に星組(主演:北翔海莉)によりそれぞれ再演された。なお、アデレイド役は初演で元男役の条はるきが演じ、以降、男役が演じることが多い役となっている。

公演データ

1984年・1985年 月組
形式名は「ブロードウェイ・ミュージカル[1][2]」。本公演は2幕15場[1][2]、新人公演は1幕のみ[6]
2002年 月組
形式名は「ミュージカル[3]」。2幕17場[3]
  • 2002年1月1日 - 2月12日[3](新人公演:1月22日[3]) 宝塚大劇場
  • 2002年3月29日 - 5月16日[4](新人公演:4月9日[8]) 東京宝塚劇場
2015年 星組
形式名は「ブロードウェイ・ミュージカル[9]」。
  • 2015年8月21日(金) - 9月28日(月)[5](新人公演:9月8日(火)[5]) 宝塚大劇場
  • 2015年10月16日(金) - 11月22日(日)[5](新人公演:10月29日(木)[5]) 東京宝塚劇場

スタッフ

1984年・1985年

※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両劇場共通。

2002年

※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両劇場共通。

2015年

宝塚大劇場公演

出演者一覧(2015年)

※氏名の後ろの「()」は2015年当時の所属組。宝塚公式ページの出演者一覧を参照[10]


主な配役

※「( )」は新人公演キャスト。不明点は「?」とする。

キャスト
  1984年月組
(宝塚)
1985年月組
(東京)
2002年月組 2015年星組
スカイ 大地真央[1]
郷真由加[6][7]
紫吹淳[3]
月船さらら[3]
北翔海莉[11]
瀬央ゆりあ[11]
ネイサン 剣幸[1]
涼風真世[6][7]
大和悠河[3]
北翔海莉[3]
紅ゆずる[11]
紫藤りゅう[11]
サラ 黒木瞳[1]
朝凪鈴[6][7]
映美くらら[3]
城咲あい[3]
妃海風[11]
綺咲愛里[11]
アデレイド 条はるき[1]
こだま愛[6]
春風ひとみ[2]
/仁科有理[2][注 1]
(こだま愛[7]
霧矢大夢[3]
紫城るい[3]
礼真琴[11]
真彩希帆[11]
ブラニガン
警部
麻月鞠緒[1]
大和なつ希[6][7]
立ともみ[3]
楠恵華[3]
美稀千種[11]
遥斗勇帆[11]
ナイスリー 未沙のえる[1]
一文字新[6][7]
大空祐飛[3]
青樹泉[3]
美城れん[11]
ひろ香祐[11]
ベニー 郷真由加[1]若央りさ[6][7] 月船さらら[3]真野すがた[3] 七海ひろき[11]
天華えま[11]
ラスティ 涼風真世[1]
美輪さいこ[6][7]
北翔海莉[3]
彩那音[3]
麻央侑希[11]
綾凰華[11]
ハリー 桐さと実[1]
高原るみ花[6][7]
越乃リュウ
瀬央みつき
壱城あずさ[11]
天希ほまれ[11]
ビッグ・
ジュール
旺なつき[1]
愛川麻貴[6][7]
汐美真帆[3]
研ルイス[3]
十輝いりす[11]
桃堂純[11]
ジョーイ 有明淳[1]
麻路さき[6][7]
光樹すばる
良基天音
十碧れいや[11]
朝水りょう[11]
カートライト
将軍
京三紗[1]
翼ひかる
京三紗
(翼ひかる[7]
夏河ゆら
宝生ルミ
万里柚美[11]
紫りら[11]
アーヴァイト 汝鳥伶[1]
波音みちる
汝鳥伶
(波音みちる[7]
嘉月絵理
風雅湊
天寿光希[11]
音咲いつき[11]
マーサ 常盤幸子
(賀美さつき)
穂波亜莉亜
(?)
白妙なつ[11]
白鳥ゆりや[11]
タバサ 翼ひかる
梨花ますみ
茜みつ希
(?)
紫りら[11]
天彩峰里[11]
アガサ 富美さかえ
(淀都)
美原志帆
(?)
毬乃ゆい[11]
五條まりな[11]
カルヴィン 白川亜樹
(茜佳実)
麗たまき[注 2]
(?)
麻真もゆ
(?)
瀬稀ゆりと[11]
彩葉玲央[11]
クロスビー 桃梨江子
(日色由佳理)
旭麻里[注 3]
(?)
夏輝れお
(?)
紫藤りゅう[11]
極美慎[11]
ミミ 仁科有理[1]
並樹かおり
邦なつき
(?)
美々杏里[3]
憧花ゆりの[3]
綺咲愛里[11]
小桜ほのか[11]

脚注

注釈

  1. ^ 条はるき の退団に伴う、役代わり(3/1〜18春風[2]・3/19〜31仁科[2]
  2. ^ 白川亜樹が退団したことに伴う役代わり
  3. ^ 桃梨江子が旭麻里へ芸名を改名したことによる

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao 80年史 1994, p. 306.
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n 80年史 1994, p. 312.
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh 90年史 2004, p. 144.
  4. ^ a b c d e f g 90年史 2004, p. 147.
  5. ^ a b c d e f g h i 2015年星組 公演案内 2015年10月2日閲覧。
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m 80年史 1994, p. 308.
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m n 80年史 1994, p. 314.
  8. ^ a b c d e f 90年史 2004, p. 148.
  9. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad 宝塚プログラム 2015.
  10. ^ 2015年星組 出演者一覧 2015年10月2日閲覧。
  11. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al 2015年星組 配役 2015年10月2日閲覧。

参考文献

  • 企画・構成・執筆:橋本雅夫、編集統括:北川方英『夢を描いて華やかに -宝塚歌劇80年史-』宝塚歌劇団、1994年9月9日。ISBN 4-924333-11-5 
  • 編集:森照実春馬誉貴子相井美由紀山本久美子、執筆:國眼隆一『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年4月20日。ISBN 4-484-04601-6 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇団公演プログラム』阪急電鉄株式会社 歌劇事業部、2015年8月21日。 ページ表記なし。

外部リンク