カロッタ(または、イタリア語:Zucchettoズケット、ラテン語:Pileolus)は、カトリック教会の聖職者が被る円形の帽子。アングリカン・コミュニオンやルーテル教会でも聖職者が用いる。ローマ教皇は白、枢機卿が緋色、大司教、司教及び大修道院長が深紅色のものを被る。また司祭も黒色のカロッタを被る事もある。
カロッタを被る習慣は、17-18世紀から見受けられたが、司教がカロッタを被ることが正式に認められるようになったのは、1869年にピウス9世教皇の回勅に拠ってである。
また修道会出身の、枢機卿、大司教並びに司教も、カロッタを被る事ができる。
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