カラタユー
カラタユー(Calatayud、アラゴン語:Calatayú)は、スペイン・アラゴン州サラゴサ県に属するムニシピオ(基礎自治体)。2014年の人口は20,658人。エブロ川の支流ハロン川に沿い、北緯41度21分西経1度38分に位置する。北東に87kmの距離にサラゴサがある。 歴史ローマ人により「アウグスタ・ビルビリス」という名前で建設された。現在のカラタユーの北4kmに遺跡が残っている。ローマ詩人マルティアリスはその地の生まれである。 現在の市街はイスラム教徒によってアユーブ城の周りに建てられたもので、古くからのビルビリスの住民はいなくなった。「アユーブ城の砦」がカラタユーの語源になっている。1120年、アラゴン王国のアルフォンソ1世により征服された。 カラタユーはコムニダ・デ・カラタユー郡の都である。19世紀に3年間この郡を中心にいくつかの郡を集めてカラタユー県が置かれ、カラタユーが県都となったことがある。 名所
交通マドリードからカラタユーを通ってサラゴサ、タラゴナに向かう高速鉄道(AVE)の駅がある。2007年にはバルセロナまで延伸する予定である。マドリードからは1時間10分。 同様にマドリードからカラタユーを通ってサラゴサ、バルセロナに向かう高速道路A-2が通じている。 外部リンク
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