カメガエル
カメガエル(Myobatrachus gouldii)は、両生綱カメガエル科カメガエル属に分類されるカエル。本種のみでカメガエル属を構成し、カメガエル属はカメガエル科の模式属。 分布オーストラリア[2][3][4](西オーストラリア州南西部[1][5] 形態体長6センチメートル[3][4]。頭部は小型[4]。前肢は大型で、指は幅広く鋤状になる[3]。 卵は非常に大型で[1][5]、直径0.74ミリメートルとオーストラリアに分布する両生類では最大とされる[2]。 生態開けた森林や砂丘にある密生した藪地などに生息する[1][5]。主にシロアリの蟻塚の中で見つかることが多いが、倒木の下や岩の下で見つかることもある[1][5]。無尾目の構成種は通常後肢の突起を使って地中に潜るが、本種は前肢を使って頭から地中に潜ることができる[2][3]。 繁殖形態は卵生。繁殖は降雨が引き金になり、大雨の後にオスは頭部だけを地表に出して鳴き声を上げる[1][5]。地下1-1.2メートルの深さに40個の卵を産む[5]。卵の中で幼生になり、変態して幼体になってから孵化する(直接発生[1][5]。 脚注
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