カブール・エクスプレス

カブール・エクスプレス
Kabul Express
監督 カビール・カーン
脚本 カビール・カーン
製作 アディティア・チョープラー（英語版）
音楽 ラガヴ・サカール（英語版）（歌）
ジュリアス・パッキャム（英語版）（バックグラウンドスコア）
撮影 アンシュマン・マハリー
編集 アミターブ・シュクラ（英語版）
製作会社 ヤシュ・ラージ・フィルムズ
配給 ヤシュ・ラージ・フィルムズ
公開 インドの旗 2006年12月15日
上映時間 106分
製作国 インドの旗 インド
言語 ヒンディー語
製作費 ₹120,000,000[1]
興行収入 世界の旗 ₹214,025,000[1]
インドの旗 ₹164,800,000[1]
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『カブール・エクスプレス』（原題：Kabul Express）は、2006年に公開されたインドのディストピア冒険映画[2]それまでドキュメンタリー映画を手掛けていたカビール・カーンの商業映画デビュー作品であり、ヤシュ・ラージ・フィルムズが製作している。インド俳優のジョン・エイブラハム、アルシャード・ワールシー（英語版）、パキスタン俳優のサルマン・シャーヒド（英語版）、アフガニスタン俳優のハーニフ・ハム・ガム、アメリカ女優のリンダ・アルセニオ（英語版）が出演している。本作はカビールと友人ラージャン・カプールがターリバーン政権崩壊後のアフガニスタンを訪れた時の経験を基に製作されている[2]。

あらすじ

キャスト

評価

本作は「本物の戦争のような報道からは程遠い」と批評されている[3]。インドの国内興行収入は1億2000万ルピーを超えており[4]、海外市場を含めた最終的な興行収入は2億1000万ルピーを記録している[1]。カビールは第54回国家映画賞（英語版）でインディラ・ガンディー賞 最優秀新人監督作品賞（英語版）を受賞している。

トラブル

2007年、『カブール・エクスプレス』に登場するハザーラ人の描写が侮辱的であるとして、アフガニスタンで上映が禁止された[5]。1月14日にはハザーラ人が多く居住するパキスタンのクエッタで『カブール・エクスプレス』の上映禁止とカビールに謝罪を求める抗議集会が開催され、ハザーラ民主党（英語版）書記長イブラーヒーム・ハザーラは「映画はハザーラ人コミュニティを侮辱しているだけではなく、パキスタンに対する否定的なイメージを生み出している」と抗議し、パキスタン政府に上映禁止を要請することを主張した[6]。

出典

  1. ^ a b c d “Kabul Express”. Box Office India. 2019年3月11日閲覧。
  2. ^ a b “'Kabul Express is based on my experiences'”. rediff.com (2006年7月3日). 2019年3月11日閲覧。
  3. ^ “Kabul Express movie review”. glamsham.com. 2006年12月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月11日閲覧。
  4. ^ “Box Office 2006”. Box Office India. 14 October 2013時点のオリジナルよりアーカイブ。1 June 2015閲覧。
  5. ^ “映画『君のためなら千回でも』、アフガニスタンで上映禁止に”. AFP (2008年1月18日). 2019年3月11日閲覧。
  6. ^ “Hazaras offended by Kabul Express”. Daily Times (2008年1月18日). 2007年9月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月11日閲覧。

外部リンク