カタグロトビ
カタグロトビ(肩黒鳶、学名:Elanus caeruleus)は、鳥綱タカ目タカ科に分類される鳥類の一種である。別名ハイイロトビ。 分布アフリカからヨーロッパ南部、アラビア半島南部、インド、東南アジア、ニューギニアにかけて分布する。生息地では基本的に留鳥である。 日本では迷鳥として、沖縄本島や、石垣島、西表島、竹富島などで記録されている。また九州や本州でもごく稀に飛来が確認されている。石垣島では繁殖記録もある。 形態全長約33 cm。体色は頭部から体の下面にかけてが白灰色で、体の上面はやや銀色がかった灰色。翼の肩の部分が黒く、名前の由来ともなっている。眼の周囲は黒く、離れて見ると眼が吊り上って見え、色彩は赤色。雌雄同色である。 「ピューピュー」と鳴く。 生態食性は動物食で、昆虫類や両生類、小型爬虫類を主食としているが、小型哺乳類や小鳥等を捕食することもある。
参考文献
関連項目外部リンク
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