オースチンK5
オースチンK5(Austin K5)は、第二次世界大戦期にイギリスのオースチン社で開発され、イギリス軍およびイギリス連邦軍で運用された軍用トラックシリーズの名称である。 概要オースチンK5はイギリスのオースチン社で開発された積載量約3トン(60CWT)クラスの4×4輪駆動のキャブオーバー型軍用トラックで、ほぼ同じ時期にボクスホール社が開発し、より多く生産されたベッドフォードQLとほとんど同じ車格を持つ。 オースチンK5のキャブ、荷台には木材が多用されており、デザインは直線的なものとなっている。 クローズド・キャブの汎用カーゴトラック型であるGS(General Service)型、オープンキャブで、荷台にQF 6ポンド砲を搭載した、ガン・ポーティーと呼ばれる自走対戦車砲型、パネルバン型など、第二次世界大戦中に総計12,280両が生産された。 オースチンK5は変速機の騒音が大きいことから、"スクリーマー"(Screamer)のニックネームで呼ばれる事もあった。 画像使用国出典関連項目外部リンクウィキメディア・コモンズには、オースチンK5に関するカテゴリがあります。 |