オンラインサロンオンラインサロンは、月額会費制のWeb上で展開されるクローズドなコミュニティの総称である。 作家、実業家、アスリート、ブロガー等、専門的な知識を持っていたり、ある分野で優れたスキルや経験を持つ個人、又は複数のメンバーが主宰者となり運営している。 また、アーティスト・アイドル、モデル、テレビタレント・アスリートのファンクラブとして活用される例もある[1]。 2012年に「Synapse」(シナプス)がオンラインサロンプラットフォーム事業を開始して以来、2015年に「Salonde」(サロンド)、2016年には「レジまぐ」、「DMM オンラインサロン」、「COMMY」(コミー)、「CAMPFIRE ファンクラブ(現在はCAMPFIRE Community)」、2019年には「A-port オンラインサロン」、2020年には「FANTS」(ファンツ)がオンラインサロンプラットフォーム事業に相次いで参入した。 2017年にはDMM.comがSynapseを子会社化[2]。 2019年にSynapseがサービス終了し、幾つかのサロンはDMM オンラインサロンに移転された。 特徴
利点
利用状況2014年に始まった堀江貴文サロン以降、急速に利用者が増えている。 2015年にネット上で炎上をした直後の岡田斗司夫がオンラインサロンを開設したことでも話題となった。 2016年に小室哲哉がオンラインサロンを開設し、ビジネス系以外のジャンルのサロンも増えてきている。 2018年7月、西野亮廣(キングコング)のオンラインサロンが会員数8,000人を突破する(2018年7月21日時点で国内最大) 2019年4月、朝日新聞社A-portが「A-port オンラインサロン」を開始、佐藤優もサロンを開設したことで話題となった。 2020年11月、江草仁貴(元プロ野球選手)がオンラインサロン「スポーツキングダム」を開設。 2021年1月、 森咲智美(グラビアアイドル)がオンラインサロン(プレイルーム)を開設。 課題悪徳サロン2018年現在、500以上のサロンに延べ30,000人、流通総額も年間10億円規模になっているが、クローズドのサロンの故、法外な料金など、悪質なサロンも存在する。悪徳オンラインサロンの見分け方としては、「稼げます」と断言していたり、会員数が急激に増減している、あるいは割引キャンペーンをしているなどが挙げられる[4]。 脚注
外部リンク |