オスカー・サラサー
オスカー・エンリケ・サラサー(Oscar Enrique Salazar , 1978年6月27日 - )は、ベネズエラ出身の元プロ野球選手(内野手)。 オスカー・サラザー、オスカル・サラザール、オスカル・サラサールと表記されることもある。 経歴現役時代1994年にオークランド・アスレチックスと契約。2001年まで傘下のマイナーチームでプレー。 2002年にデトロイト・タイガースに移籍すると、4月10日に代走でメジャーデビュー。4月12日のミネソタ・ツインズ戦でブラッド・ラドキーからメジャー初安打を打った。 しかし、その後はメジャー各球団のマイナーチームやメキシカンリーグを渡り歩いた。 2007年にボルチモア・オリオールズと契約すると、2008年に6年ぶりとなるメジャー昇格を果たした。 2009年は6月にメジャーに昇格し、打率.400を超える好成績を残していたが、7月19日にクラ・メレディスとのトレードでサンディエゴ・パドレスに移籍した[1]。 2010年は自己最多の85試合に出場し、打率.237、3本塁打、19打点の成績を残した。 2011年3月28日にパドレスを自由契約となった[1]。その後は4月8日フロリダ・マーリンズとマイナー契約を結び、傘下AAA級ニューオーリンズ・ゼファーズでプレー。45試合に出場し、打率.221、2本塁打、16打点という成績だった。 2012年2月7日から横浜DeNAベイスターズの春季宜野湾キャンプに参加し、テストを受け[2]、2月14日に合格が決まった[3]。2月15日に球団から獲得が発表された[4]。しかし、13試合の出場に終わり、10月10日に戦力外通告を受け[5]、16日に自由契約公示された[6]。 2013年はメキシカンリーグのオアハカ・ウォーリアーズでプレー。 2014年はイタリアのリミニ・ベースボールクラブに所属した。 2015年/2016年シーズンは、ベネズエラのウィンターリーグ、リーガ・ベネソラーナ・デ・ベイスボル・プロフェシオナル(LVBP)のカリベス・デ・アンソアテギでプレー。 2016年/2017年シーズンにLVBPのブラボス・デ・マルガリータでプレーしたのを最後に現役を引退した。 現役引退後2017年サンディエゴ・パドレス傘下ルーキー級トライシティ・ダストデビルズのコーチに就任[7]。2019年まで務めた。 2020年6月22日に新型コロナウイルスに感染していたことが判明した[8]。 2021年より、サンディエゴ・パドレス傘下AAA級エル・パソ・チワワズの守備コーチに就任した[9]。 2022年より、ワシントン・ナショナルズ傘下AA級ハリスバーグ・セネターズのコーチを務める[7]。 人物愛称は、ベネズエラの言葉で風貌の似たアルマジロを意味するカチ[10]。 詳細情報年度別打撃成績
記録
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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