エル・ブジエル・ブジ[注 1](El Bulli、elBulliとも表記する[1])は、スペインのカタルーニャ州コスタ・ブラバのロザスにあった三つ星レストラン。イギリスの雑誌『レストラン』において5度の世界一のレストランに選ばれており[2][3]、約50席しかないシートに世界中から年間200万件もの予約希望が殺到し、「世界一予約が取れないレストラン」と呼ばれていた。料理長はフェラン・アドリア。 運営バルセロナから車で2時間ほど北にあるロザスという高級リゾート地から、さらに7kmほど西のカラ・モンジョイという入り江を見下ろす立地にあったレストラン。バルセロナから高速で1時間半の距離。約60-70人という大人数のスタッフで、フェラン・アドリアとジュリ・ソレールが経営。 独創的な料理を提供し続けるため、半年のみ(4月-10月まで)営業して、残りの半年間は新しいメニューの開発という独自営業スタイル。料理はアラカルトではなく、全てコース料理。品数はとても多く、40皿以上に及ぶこともある。毎シーズン、メニューを一新するので同じ料理は二度と提供されない。またお客は最初に厨房に案内され、見学してから食事を愉しみ、食後に厨房で別れの挨拶をするのが、エル・ブリ流のおもてなし。エスプーマやアルギン酸カプセル(人造イクラ)を使った調理科学や、醤油や柚子など日本の食材を使った斬新な西洋料理で人気を博した。 フェラン・アドリアが多忙すぎて自分自身の料理を見失ったとして2012年と2013年に一時休業することを決め[4]、2011年7月30日まででレストランとしては閉店した[5]。 2014年からは、エル・ブジに隣接して建てられる料理の研究機関「エルブジ・ファウンデーション」として活動を再開する予定[6]。 店名の由来は、初代オーナーであったハンス・シリングとマルケッタ・シリング夫妻の愛犬が、「ブジ」というフレンチ・ブルドッグだったことから『エル・ブジ』に。 年表
勤務経験のある日本人
脚注注釈
出典
参考文献
外部リンク |