エマ・チャドウィック
エマ・チャドウィック(Emma Chadwick、結婚前の名前:ヒルマ・レーヴシュテット Hilma Amalia Löwstädt、1855年8月10日 - 1932年1月2日)はスウェーデン生まれの画家である。アメリカ出身の画家、フランシス・ブルック・チャドウィックと結婚して、フランスで活動した。 略歴ストックホルムで生まれた。祖父はドイツ、シュトラールズント出身の画家、版画商であったが、父親の幼い時に没している。父親のルドルフ・レーヴシュテット(Rudolf Löwstädt)は商人として成功し、市議会議員を務めた人物である。妹のエヴァ・レーヴシュテット=オストロム(Eva Mathilda Löwstädt-Åström:1865-1942)も画家になった。 スウェーデン王立美術院で学んだ後[1]、1871年からパリに留学し、私立美術学校アカデミー・ジュリアンで、ジャン=シャルル・カザン、トニ・ロベール=フルーリーに学んだ。各国を旅した後、1882年に裕福なアメリカ人画家、フランシス・ブルック・チャドウィックと結婚し、スウェーデンから修行にきている芸術家が集まっていたパリ近くのグレ=シュル=ロワンに住み、後に邸を建てた。 人物画、風俗画を描き[2]、1893年のシカゴ万国博覧会にも出展した[3]。 作品
脚注
参考文献
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