エニャン
エニャン (Aignan)は、フランス、オクシタニー地域圏、ジェール県のコミューン。 地理郡庁のあるミランドから39km、オーシュの南西51kmのところにある。 エニャンにはミドゥーズ川の支流プティ・ミドゥーズ川、ミドゥーザン川(いずれもアドゥール川流域に含まれる)が流れる。 由来エニャンとはラテン語の姓Anniusに由来する。接尾辞は-anumであり、おそらくガロ=ローマ時代にこの地に位置していた所領の所有者の名前であろう[1]。1801年当時、町の名はエニャン=ラ=ジュスティス(Aignan-la-Justice)として知られていた[2]。 歴史町ができたのは620年代である。のちにバスティッド(Bastide)となった。アルマニャック最古の首都であり、かつてはガスコーニュ高等法院が置かれていたこともある。1355年に町はエドワード黒太子によって炎上した。 1590年、防衛の手薄さを利用され、結婚式の際にプロテスタント勢力に攻略された。アンシャン・レジーム時代のエニャンは、既にワインとガラス製品の貿易で有名だった。 経済ワイン生産が行われており、地理的表示保護(IGP、fr)ワインであるコート・ド・ガスコーニュ(fr)、AOCであるサン・モンAOC(fr)の産地である。蒸留酒アルマニャック売買も非常に活発である。しかし経済はいまだ多くを農業に依存している。のどの痛み止めやデルモコスメティック部門に特化した、ピエール・ファーブル社の工場がコミューン内にある[3]。 人口統計
参照元:1999年までEHESS[4]、2004年以降INSEE[5][6] 史跡
姉妹都市脚注
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