エスポー近代美術館
エスポー近代美術館(エスポーきんだいびじゅつかん、英: Espoo Museum of Modern Art, フィンランド語: Espoon modernin taiteen museo)は、フィンランド・エスポーのタピオラ (Tapiola) 地区にある美術館である[1][2][3][4]。英語略称は EMMA(エンマ)である[1][5]。 概要当美術館は、ウェーゲー展示センター (WeeGee Exhibition Centre) という施設の中に設置されている[1][3]。同センターは、建築家のアールノ・ルースヴォリ (en:Aarno Ruusuvuori) によって設計され、1960年代に建設された印刷所 (Weilin & Göös printing house) をリノベーションした施設である[6][2][4]。美術館は、エスポー美術館財団 (Espoo Art Museum Foundation) によって運営されている[1]。 およそ 3,000 点に及ぶ近現代美術の作品が所蔵されている[7]。EMMAコレクションの他に、サースタモイネン財団コレクション (The Saastamoinen Foundation Art Collection) やタピオ・ヴィルカラ ルート・ブリュック財団 (The Tapio Wirkkala Rut Bryk Foundation) のコレクションが展示されている[6][8]。5,500 平方メートルを超える展示面積をもつ[4]。ヘルシンキ地下鉄のタピオラ駅 (en:Tapiola metro station) からおよそ 800 メートルほどのところにある[9]。 由来2002年、エスポー美術館財団が設立される[4]。2006年に美術館の一般公開が開始される[1]。2015年、デザイナーのタピオ・ヴィルカラの生誕100周年を記念した展覧会が開催される[6][2]。2016年、芸術家のルート・ブリュック (en:Rut Bryk) の生誕100周年を記念した展覧会が開催される[6][2]。 2017年の春に、フィンランド語で「部屋」という意味がある「フオネ」(HUONE) という名前で呼ばれる展示室が開設される[2]。同年11月、フィンランド語で「広場」という意味がある「オーキオ」(Aukio) という名前で呼ばれるスペースが設置される[6][10]。オーキオ (Aukio) は、ヘイニ=エミリア・サーリ (Heini-Emilia Saari) と Johanna Brummer によって設計されたもので、ブリュックやヴィルカラによる作品が収蔵されている[6][11]。 コレクション
脚注
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