エスケイプ・ザ・フェイト
エスケイプ・ザ・フェイト (Escape the Fate) とは、アメリカ合衆国,ネバダ州,ラスヴェガスにて結成されたポスト・ハードコアバンドである。 現在のメンバー
クレイグとはサイドプロジェクトのThe Dead Rabbittsを組んでいる。
旧メンバー
脱退後、モンテと共にBeyond Unbrokenを結成し活動中。
略歴2004年辺りに、ちょうど前のバンドが解散して新しいバンドを結成しようとしていたロニーとマックスがMySpaceにてバンドメンバーを募集。そこに、かつて「Lovehatehero」という名のスクリーモバンドに在籍していたブライアンが加入。その後にオマール、ロバートが加入した形で結成された。 2005年には、「My Chemical Romance」が判定を下す地元のラジオ番組の音楽コンテストにて優勝。この褒美として、人気パンクバンド「Alkaline Trio」等とのヘッドライナーツアー権を獲得した。その後、大手インディーズレーベルの Epitaph Recordsと契約を結ぶ。 2006年5月には、彼らのデビュー作となる、5曲入り1stEP「There's No Sympathy for the Dead」をリリース。直後には、1stアルバム『Dying Is Your Latest Fashion』を発表した。それからまもなくして、ヴォーカルのロニーが麻薬中毒、及び暴行罪の容疑で、執行猶予付きの有罪判決を言い渡され、刑務所に2年間服役することになったため、バンドから追放された。 2007年、ギタリストのオマールがバンドを脱退。 2008年になると、人気スクリーモバンド「Blessthefall」に在籍していたクレイグ・マビットを新ヴォーカリストに迎え入れ、ニューアルバムのレコーディングを開始。『This War Is Ours』と名づけられたこのアルバムは10月21日にリリースされ、全米アルバムチャートにて初登場35位を記録した。 2010年7月には、メジャーレーベルの"DGC/Interscope"へ移籍した[2]。11月2日には、セルフタイトル・アルバム『Escape the Fate』』をリリース。全米アルバムチャートでは、初登場25位を記録。 2012年3月、マックスがバンドから脱退。その後、ツアリングメンバーだったTJとモンテの兄弟のマイケルがバンドに正式に加入。その後、レーベル側からの過度な要求に嫌気が差したとして、メジャーレーベルの"Interscope"からの離脱を決意。同じInterscopeに所属していたPapa Roachが契約したこと、メタル、ロック界の重鎮Mötley Crüeが所属している事などからハードロック系レーベルの"Eleven Seven Music"と新たに契約する[3]。 2013年5月14日、プロデューサーに「This War Is Ours」でも起用したジョン・フェルドマンを迎えた4thアルバム『Ungrateful』がリリースされた。全米初登場27位。同年10月、マックスが復帰、また9月からツアー同行拒否をしていたモンテとマイケルのマネー兄弟の脱退を発表。 以前からサポートに入っていたマックスがベースとして復帰。これによりTJがリズムギターになり、また新たなリードギターに「ケビン"Thrasher"ガルフト」が加入[4]。クレイグ加入以降犬猿の仲だったクレイグと前ボーカルのロニー・ラドク(現Falling In Reverse)が和解。両バンドがダブルヘッドライナーで2014年行われるツアー"Bury the Hatchet Tour"も決定した[5]。 2020年8月28日、新曲「Walk On」を配信シングルとしてリリースし、同曲のMVも公開[6]。同年10月18日にはヴァイオリニストのリンジー・スターリングをフィーチャーした新曲「Invincible」を配信シングルとしてリリース、Better Noise Films[注 1]が制作した映画『The Retaliators』の映像を使用したMVも公開[7]。更に同月23日にはコンピレーションアルバム『CHRISTMAS WITH BETTERNOISE』に、新曲「Christmas Song」を提供[8]。 2021年2月19日、およそ3年振りとなるアルバム『Chemical Warfare』をリリース[注 2][9]。 ディスコグラフィーアルバム
ミニアルバム
デジタルシングル
外部リンク
出典脚注
注釈 |