ウォーレス・スピアモン
ウォーレス・スピアモン(Wallace Spearmon、1984年12月24日 - )は、アメリカ合衆国の陸上競技選手である。 父は1987年に世界選手権200mで準決勝進出、ユニバーシアード200mで金メダルを獲得するなど活躍したウォーレス・スピアモン・シニア。 スピアモンは、本格的に陸上競技を始めたのは2004年からであったが、その翌年の世界選手権の200mで銀メダルを獲得するなど、早くもその才能を開花させた。 2006年には、200mで世界歴代3位(当時)となる19秒65をマーク。また、2007年の世界選手権では、タイソン・ゲイ(アメリカ)、ウサイン・ボルト(ジャマイカ)に次いで3着でフィニッシュし、2大会連続でのメダル獲得となった。また、4×100mリレーでは2走を務め、金メダルを獲得している。2008年、北京オリンピックの200m決勝では3着でフィニッシュしたが、レーン侵害のため失格となった。2009年、世界選手権では、今季自己ベストとなる19秒85を記録し3着となった。2010年には、この年から新設されたIAAFダイヤモンドリーグの200mで年間王者に輝き、IAAFコンチネンタルカップ(旧IAAFワールドカップ)の200mでも出場選手でただ一人19秒台(19秒95)をマークして優勝した。2012年には、全米選手権兼ロンドンオリンピック代表選考会の200mで追い風参考記録ながら19秒82(+2.3)の好タイムで優勝し、4年前の雪辱を果たすとともにオリンピック初のメダルを獲得するべくオリンピックに臨んだ。しかし、2大会連続で決勝に進出し、決勝では今季自己ベストとなる19秒90をマークしたものの、3着のウォーレン・ウィア(ジャマイカ)と0秒06差の4着に終わり、またしてもメダル獲得はならなかった。2014年8月、エドモントンで行われた競技会のドーピング検査でメチルプレドニゾロンが検出され、8月27日から3ヶ月間の資格停止処分となった[1]。 記録
主な成績
脚注
外部リンク
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