ウイラード (1971年の映画)
『ウイラード』(Willard)は、1971年のアメリカ合衆国のサスペンス映画及び動物を扱ったパニック映画。『いちご白書』で人気スターとなったブルース・デイヴィソンが主演した。1972年には続編『ベン』が公開された。 2003年に『ウィラード』としてリメイクされているが、日本では劇場未公開でDVDスルーされた。 ストーリー
主人公のウイラードは気弱で人付き合いが苦手な青年。父親は会社の社長だったが、アルという男に乗っ取られて死んだ。そしてウイラードは、アルが経営しているその会社に勤めていた。アルの執拗なイジメにあいながらも、年老いた母親ヘンリエッタとの生活を守る為、ウイラードは黙々と勤めを続けていた。同僚で恋人のジョーンだけが彼を支えていた。 ある休日、ウイラードは母親からネズミ退治を頼まれたが、殺す事が出来ず、密かにパン屑を与えて飼いはじめた。やがてウイラードはネズミたちを自由に動かす事を目指し、調教を始めた。そのネズミたちの中に、目だった印象の白いネズミと黒いネズミがいた。ウイラードは白いネズミをソクラテス、黒いネズミをベンと名づけて可愛がり、やがて会社にも連れて行くようになった。だが、倉庫に隠していた2匹のうちソクラテスが見つかってしまい、アルに撲殺されてしまった。ウイラードはベンとともに復讐を誓い、その夜、数百匹のネズミとともに会社に向かった。 だが、その復讐劇は、ウイラードにとっても悲劇の始まりだった。 キャスト
エピソード
出典
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