ウィーン自然史博物館
ウィーン自然史博物館(ドイツ語: Naturhistorisches Museum Wien、NHMW)は、オーストリアウィーンの自然史を専門とする博物館である。オーストリアで最も大きな博物館の一つであり、約3000万点の収蔵品を誇る。世界でも主要な博物館の1つとされる。 フランツ1世(フランツ・シュテファン)が1748年にフィレンツェのジャン・ドゥ・バイユウから購入したコレクションが起源で、長く皇室で管理されていたが、フランツ・ヨーゼフ1世がウィーンに移し1876年に帝国自然史博物館を設立し、1889年に公開した。 施設と展示品は国有だが、運営団体は民間である。運営資金は主に国の補助金で、入館料など施設からの収入はごく一部である。 ほぼ同じ外観の美術史博物館が隣接する。 この博物館には1807年に開設され、550万点の標本を擁する植物標本室が存在し、植物学の文献においてはWと略記される[1]。 脚注
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