ウィンストン・リード
ウィンストン・ウィレム・リード(英語: Winston Wiremu Reid、1988年7月3日 - )は、ニュージーランド・オークランド生まれのニュージーランド・デンマーク国籍のサッカー選手。ニュージーランド代表。ポジションはセンターバック。 来歴1988年ニュージーランドのオークランドで生まれ、10歳の時にデンマークに移住する。両親はマオリの血を引いている。デンマーク・スーペルリーガのFCミッティラントのユース出身で、17歳の時に同クラブのトップチームでプロデビューを果たす。 2006年にデンマークの市民権を獲得、デンマークのU-19、U-21の代表チームには何度か呼ばれていたがA代表の経験はなく、リードのニュージーランドのA代表入りが可能である事を知ったニュージーランド代表監督のリッキー・ハーバートがニュージーランド代表入りを説得。リードはその意向に応じ、2010年3月にニュージーランド代表入りを決意する。2010 FIFAワールドカップニュージーランド代表に選出され、2010年5月24日に行われたオーストラリアとの親善試合でニュージーランド代表デビューを果たす。南アフリカワールドカップのスロバキア戦ではロスタイムに劇的な同点ゴールを決め、ニュージーランドのワールドカップ初めての勝ち点獲得に貢献。同大会のニュージーランド代表の初ゴール、ニュージーランド代表全体としては82年大会の2人に続く史上3人目のゴールスコアラーとなった。 2010年8月5日、ウェストハム・ユナイテッドFCへと3年契約を結んだ。同シーズンはリーグ戦12試合に出場したのみで、クラブも降格した。翌シーズンはクラブに残留し、主力となり1年でのプレミアリーグ復帰に貢献した。 2012-13シーズン、開幕前にロンドンオリンピックの代表メンバーに選ばれる可能性もあったが、帯同を拒否しクラブでトレーニングを続けた。契約は最終年に突入していたが、2013年5月に2年間延長した。8日にはウェストハムのシーズン最優秀選手に選出された。 2013-14シーズンもセンターバックの主力を務め、10月3日のトッテナム・ホットスパーFC戦では先制ゴールを記録。リーグ戦全試合に出場した。 2014-15シーズンは契約最終年ということもあり、10月にリヴァプールFC獲得に興味をもつ[1]も残留。3月に6年半も契約を延長することに成功した。 2018-19シーズンは怪我の影響でシーズンを全休し、その間にポジションをイッサ・ディオプに奪われ、2019-20シーズンは開幕から構想外状態になっていた。 2020年2月14日、スポルティング・カンザスシティへのローン移籍が発表された[2]。 代表歴出場大会
試合数
脚注
関連項目外部リンク
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