ウィリアムズ・ヘレス
ウィリアムズ・A・ヘレス(Williams A. Jerez, 1992年5月16日 - )は、ドミニカ共和国サンティアゴ州サンティアゴ・デ・ロス・カバリェロス出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。リーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボル(メキシカンリーグ)のティフアナ・ブルズ所属。 経歴プロ入り前生まれてからずっとドミニカ共和国で暮らしていたが、17歳の時にアメリカへ移住した。 プロ入りとレッドソックス傘下時代2011年のMLBドラフト2巡目(全体81位)でボストン・レッドソックスから指名され、外野手としてプロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レッドソックスでプロデビュー。32試合に出場して打率.248、12打点、5盗塁を記録した。 2012年はA-級ローウェル・スピナーズでプレーし、23試合に出場して打率.241、5打点、3盗塁を記録した。 2013年もA-級ローウェルでプレーし、38試合に出場して打率.176、8打点、4盗塁を記録した。 2014年に投手に転向した。この年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レッドソックスとA-級ローウェルでプレーし、2球団合計で14試合に登板して4勝2敗1セーブ、防御率2.88、40奪三振を記録した。 2015年はA級グリーンビル・ドライブ、A+級セイラム・レッドソックス、AA級ポートランド・シードッグスでプレーし、3球団合計で41試合に登板して5勝3敗4セーブ、防御率2.54、86奪三振を記録した。オフの11月20日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした。 2016年はAA級ポートランドでプレーし、40試合に登板して1勝6敗、防御率4.71、65奪三振を記録した。オフの12月8日にミッチ・モアランドの加入に伴ってDFAとなり[1]、16日にマイナー契約となった[2]。 2017年はAA級ポートランドとAAA級ポータケット・レッドソックスでプレーし、2球団合計で38試合に登板して2勝2敗4セーブ、防御率3.27、57奪三振を記録した。オフの11月2日には約1年ぶりに40人枠入りした[3]。 2018年はAAA級ポータケットでプレーした。 エンゼルス時代2018年7月31日にイアン・キンズラーとのトレードで、タイ・バトリーと共にロサンゼルス・エンゼルスへ移籍した[4]。8月7日のテキサス・レンジャーズ戦でメジャーデビュー[5]。この年メジャーでは17試合に登板して防御率6.00、15奪三振を記録した。 ジャイアンツ時代2019年3月26日にクリス・ストラットンとのトレードで、サンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍した[6]。9月10日にDFAとなった[7]。 パイレーツ時代2019年9月13日にウェイバー公示を経てピッツバーグ・パイレーツへ移籍した[8]。オフの11月20日にDFAとなり[9]、27日にマイナー契約で傘下のAAA級インディアナポリス・インディアンスへ配属された。 マリナーズ傘下時代2021年5月21日にシアトル・マリナーズとマイナー契約を結んだ[2]。AAA級タコマ・レイニアーズで19試合に登板したが、0勝3敗、防御率11.32と結果を残すことができず、8月5日に自由契約となった[2]。 独立リーグ時代2022年4月2日にアトランティックリーグのスタテンアイランド・フェリーホークスと契約した[2]。 2023年4月7日にアトランティックリーグのチャールストン・ダーティーバーズと契約した[2]。31試合に登板して3勝1敗、防御率7.29と苦戦し、7月31日に自由契約となった。 メキシカンリーグ時代2024年1月9日にリーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボル(メキシカンリーグ)のティフアナ・ブルズと契約した[10]。 詳細情報年度別投手成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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