イヴァン・フィッシャー
イヴァン・フィッシャー(Iván Fischer, 1951年1月20日 - )は、ブダペスト生まれのハンガリーの指揮者。兄のアダム・フィッシャーも指揮者として活動している。 ハンガリー名はフィッシェル・イヴァーン(Fischer Iván)というが、ドイツ語風に姓名を転倒した名前で広く知られている。 人物・来歴ウィーン音楽院でハンス・スワロフスキーに師事し、ウィーン交響楽団などへの客演で正統な音楽を作っている。ユダヤ系ハンガリー人で、父シャーンドル、兄アダム、従兄弟ジェルジも指揮者という音楽家の家族である。 ブダペスト祝祭管弦楽団の創設者であり、音楽監督である。 代表盤は、音楽監督を務めるブダペスト祝祭管弦楽団との、バルトークやコダーイ、ドヴォルザークの作品など。 2012年より2018年までベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の首席指揮者を務めた。また、2021年よりロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の名誉客演指揮者(honorair gastdirigent)。 現在はワシントン・ナショナル交響楽団の首席指揮者も務めている。 客演指揮者としても一流のオーケストラと共演を重ね続けており、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、バイエルン放送交響楽団などに定期的に招待されている。 これまでにフランス芸術文化勲章シュヴァリエを叙勲、2006年にはハンガリーで最も名誉あるコシュート賞を受賞した。同氏はブダペストの名誉市民でありハンガリー文化大使でもある。 また、ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージックの名誉会員。 外部リンク
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