インドネシア・サッカーチャンピオンシップ
インドネシア・サッカーチャンピオンシップ(インドネシア語: Kejuaraan Sepak Bola Indonesia, 英語: Indonesia Soccer Championshipは、2016年のみ開催された、インドネシアのプロサッカー大会である。中断されたリーガ・インドネシアに替わって開催された大会で[1]、スポンサー名を冠して「トラビカ・サッカーチャンピオンシップ」(英語: Torabika Soccer Championship)と称した。 概要→「リーガ1 (インドネシア) § 歴史」も参照
インドネシアのサッカーリーグの最上位カテゴリとしては、2008-09年シーズンに発足したインドネシア・スーパーリーグ(Indonesia Super League、ISL)が存在したが、2011年にインドネシアサッカー協会の分裂騒動の煽りを受ける形で、新たにインドネシア・プレミアリーグ (Indonesian Premier League、IPL) が誕生し[2][3]、最上位カテゴリに2つのリーグが存在するという異常事態となった。これについて国際サッカー連盟 (FIFA) が収拾に乗り出し[4]、2014年に両リーグがISLに一本化されることとなった[5]。 しかし一本化後の2015年シーズン、この年ISLに参戦するPSISスマランとPSSスレマンのオーナーが同じであることを問題視したインドネシア青年スポーツ大臣のイマム・ナフラウィがPSSIに対してリーグを凍結する大臣令を発し、PSSIがリーグを中止[6]。これがFIFAが禁じた「国内リーグの運営に対する政府の介入」にあたるとして、FIFAがPSSIの会員資格を一時停止[7]。ISLを継続することが出来なくなってしまった。 このため、ISL参戦予定の18クラブと、プレミアディビジョン(現・リーガ2)以下のカテゴリに参戦予定の59クラブが協議し、代替大会として開催されることになったのが「インドネシア・サッカーチャンピオンシップ」である。PSSI公認の大会ではないため、優勝してもアジアサッカー連盟 (AFC) 主催大会への参加権は得られなかった。 2017年にFIFAがPSSIの資格停止処分を解除したことから、ISL改めリーガ1が開催されることになり、「インドネシア・サッカーチャンピオンシップ」は1年でその役割を終えた。 2016シーズン所属クラブインドネシア・サッカーチャンピオンシップA
脚注
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