イポリット・フランドラン
イポリット・フランドラン(Hippolyte Flandrin、1809年3月23日 - 1864年3月21日)はフランスの画家。 略歴リヨンで生まれた。父親も工芸画家で、弟のポール・フランドラン(Paul Jean Flandrin:1811-1902)も画家になった。弟と1829年にパリに出て、ルイ・エルサンに学んだ後、ドミニク・アングルのスタジオで学んだ。サロン・ド・パリに出展を始め、1832年に有望な芸術家に与えられるローマ賞を受賞した。ローマ賞の特典によって1838年まで、5年間、ローマに留学した。 フランスに戻った後、多くの教会、宮殿の装飾画を描いた。サン=ジェルマン=デ=プレ教会に描いた『キリストのエルサレム入城』は代表作のひとつである。1853年にはサン=ヴァンサン=ド=ポール教会の壁画を描いた。 壁画の他に人物画も描いた。 1853年に芸術アカデミーの会員に選ばれた。1863年にローマに滞在中に病没した。 作品
参考文献
|